旭川のダンスホール経営者様へ
旭川市。
人口34万、北海道第二の都市。
札幌からの距離は約140km、
車で2時間ちょい。
ダイヤモンドダストの舞う極寒の地。
最近、ちょっと気になる話を
小耳に挟みましてな。
「旭川は儲かる」
は?と聞き直してみると、
どうやら札幌からダンサーさんが
旭川へ頻繁に
出稼ぎに行くようになったらしい。
地方は他の娯楽が少ないので、
ダンサーが行けば物珍しさから
人が集まり稼ぎやすいという話は、
以前からよく聞いていました。
中には中標津まで通うなんて強者も。
車で5時間半、車中泊だとか(+_+)
しかし旭川。
地方ったってそこそこ大きな街で、
他に娯楽だっていっぱいあるでしょうに、
何でまた?と不思議だったんですが。
詳しく聞いてみると、
旭川のダンスホールではスタッフとして
ダンサーを置いているところがなく、
基本的にお客さん同士が踊る場所である
ということらしい。
そこに、比較的若い層が
育っているとのことでした。
おいちゃん現地のことを
直接は知らんのですが、
当然男性客もそれなりの数
いるってことですやね?
そこに、よその街から
職業ダンサーが踊り込みに行くワケです。
基本的に職業ダンサーは
一般客よりダンスが上手です。
そればっかりやってんだから当たり前(笑)
女性客は、上手な人と踊りたい。
何ならいくばくかのお金を払ってでも…
と、そういう層は必ずいます。
まあ、需要と供給が一致しとるんだから、
当然そこに商売は成り立ちます。
悪いことやない、うん。
ただ、ちょい待ち✋
折に触れ言っとることだけれども、
東京で、札幌で、その他の大都市で。
ダンスホールから
男が姿を消したのはなぜだ?
想像してみてほしい。
あなた(男)がお仲間の女性たちと一緒に
踊り場に遊びに行ったとする。
そこに、よその街から来た
バリバリのカッコいいダンサーがいて、
こないだまで俺と踊って
うっとりしていた彼女たちの目は、
そいつらに釘付け♡
しかもそいつらは、彼女たちを
キャーキャー言わせるばっかりで、
俺には挨拶ひとつ無し。
下手すりゃ目も合わせやがらん。
ちくしょー負けてたまるか!
俺も一生懸命ダンス練習して
上手くなって、
あいつらを見返してやる…
か?
んにゃー、そうはならんべ┐( ̄∇ ̄;)┌
こんな店、二度と来るかっ(# ゚Д゚)!
もうダンスも止めた止めたっ(# ゚Д゚)!
くらいが関の山やないの?(笑)
その人の話では、旭川の男性の
ダンスのレベルが高いということでした。
なぜか?
おいちゃんには解る。
それは、
いっぱい踊っとるから。
いっぱい遊んどるから。
踊りが上手くなるいちばんの近道は、
踊ること。
当たり前です踊りなんだから。
あれ、変?まいーや。
教室行って一生懸命
習ったって何したって、
楽しんで回数を踊ることには
敵わんのよ、絶対。
だから旭川の男性は上手になったの。
ダンサーがいなくて、
お客さん同士いっぱい踊って遊べたから。
でも、いくら楽しく踊って
上手になったところで、
それで飯食っとるプロのレベル
にまでなれるワケやない。
そもそも、そんなもん求めとらん。
難しいところではあるんです。
女性客が、男性客より上手なダンサーと
踊りたいのも確かなので。
ただ、周りの状況を見るにつけ思います。
ダンサーさん、
直接相手にするのが女性客であっても、
一般男性の顔を潰さない程度の、
最低限の心配りは学んだ方がいい。
挨拶もできん奴はどこ行ったって
どーもならん。
お客さんもスタッフも、
居る者みんながその場を作るんですよ。
自分がカッコよく踊りさえすれば
その場が楽しいものになるワケじゃ
ないんですよ。
話を聞かせてくれた友人からの
メールの一部を紹介しましょう。
下手なダンサーとは踊りたくないわ
ダンサーは 一生懸命やって当たり前よ
1曲も休んでたらだらしないわ
踊ってる時にしゃべらないで
静かにリードを感じて
ボディのやりとりをしたいの。
ちゃんとやってたら
踊り込みはちゃんとしてあげるわ
お金欲しいなら
きちんとやりなさいな。
…って顔みんなしてます
旭川のダンスホール経営者の方には
ぜひ真剣に耳を貸していただきたい。
こういう女性客で
お店を溢れさせたくなければ…
いや溢れりゃまだいーけど、
間違いなくジリ貧になるから(笑)
手遅れにならんうちに
出入りするダンサーの教育を
きっちりしてください。
さもないと、
あなたのお店から男性は姿を消し、
楽しい遊び場は
二度と戻ってきませんぞ(=_=)