ムランマー中部で過激化する武力紛争
2022.04.24 08:29
イラワディ川流域に位置するマグウェ地方管区からマンダレー地方管区北部にかけて、従来のデモ活動のほか、市民側からも武力蜂起がおこっています。これまでも市民・民主派の一部の勢力は各地で地元防衛隊を設立し、国軍側と「交戦」していました。特にマグウェ地方管区・マンダレー地方管区での紛争が過激化しています。これらの地域はシャン、ラカイン、カチン、チンといった少数民族が居住する州と隣接しており、国軍は少数民族をけん制するためにも制圧しなければならないと専門家のグエン・ティ・グエト(阮氏月)氏は解説します。民主派勢力も少数民族とのコンタクトをとるために、マグウェ地方管区・マンダレー地方管区をおさえることを試みています。
国営新聞社のムランマー・アサム紙の報道によれば、マンダレー地方管区管区のミッゲー市では4月21日、民主派で結成されたミッゲー人民防衛隊(MyitNge People’s Defense Force;MN PDF)の拠点を重火器を装備した国軍兵が襲撃しました。警察は30人以上のMN-PDF関係者を逮捕し、武器やオートバイ、食糧などを押収したといいます。ミッゲー市内ではこれに抗議するデモが発生しています。