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【緊急リポート】レザインSUPER GPS の問題点!

2017.12.16 02:47

「みかん国のオレンジ・ローディー」


 どうも、久しぶりに3日連続夜練をして脚がパンパン・KenGoです(*´∇`*)


今回は、【緊急リポート】なんてタイトルで少し大仰ですが、私が経験したことを皆さんに素早くお伝えしようと思ってリポートします。


先日、数回にわたってレザインのGPSサイコン、SUPER GPSのリポートをお伝えしましたが、その後数日間使用してみて、ある問題点に気がつきました!


これは私の個体特有の問題かもしれませんので、その点をあらかじめご了承ください。

また私のSUPER GPS(セット)は海外版なので、日本語ローカライズ版(国内流通仕様)においては、もしかしたら改善されている可能性もあります。


ただ、ネットで調べてみると他の方からも同様の症状の報告が複数ありましたので、少なくとも私以外の方もこの問題点に気がついていると思われます。


さてその問題点とは・・・



「スピード表示が安定しない」という問題です!



サイコンを利用するロードバイク乗りにとって、「速度表示」はとても大事な情報ですよね。

その「速度表示」が安定して表示されないとしたら、結構ショックじゃないですか?


具体的な症状としては、以下の通りです。



【装備】レザインSUPER GPS本体と、セット同梱のスピード&ケイデンスセンサー(海外版)

【症状】速度表示が安定しない。1秒間隔ぐらいで7,8km/h程度低い表示がされる。

    14km/h → 7km/h → 15.2km/h → 8.4km/h → 14.8km/h → 8km/h ・・・



特に山岳地帯の登りにおいて、その症状が顕著に現れます。

登りではほぼ100%再現されます。

平坦や下りでは、あまりその症状が出ることはありません。(100%出ないわけではありません)


特にスピード維持に気を使う登りで、こんなに速度表示が不安定だと、どの数字を信じてパワーをかければ良いのか分からなくなります・・・


これは、サイコンでの表示上でのみ数字が暴れているのかと思い、走行ログ(Stravaに同期したもの)を調べてみました。

下の画像が、ある登り坂でのログです。



青い線がスピードのログなのですが、小刻みにガタガタ乱れているのが分かるでしょうか。


下の画像が、その翌日にセンサーを変えて計測した、ほぼ同じ区間のログです。



ねっ!こっちの青い線(スピード)はフラットですごく安定しているのが分かるでしょう。

(それにつられて推定パワーもガタガタからフラットになってます)


ちなみにその区間はStravaの計測区間なので、そのデータも見ていただきます。

上が純正センサーのもので、下が他社センサーで計測したものです。


(上の画像:レザイン純正センサーBluetooth接続)


(上の画像:他社センサー ANT+接続)


タイムがほぼ一緒(1秒違い)なので、分かりやすいかと思います。

最高速度は別にして、この区間の平均速度は12.5km/hで同じです。


ところが、ほぼ同じ区間を切り出した、Stravaの生ログデータでは、両者でかなり差があるのです。


表にするとこんな感じです。

純正センサーの生ログの平均速度だけ、ずいぶん低い値になってます。

これは、冒頭に書いたとおり、1秒間隔ぐらいで低い速度が計測される、という現象を裏付ける数字だと思います。


これらの数字やログから、レザイン純正センサーの速度が不安定に表示されるという現象は、「表示だけの問題」でなく、ログにもしっかりと反映されていた、ということが言えると考えます。

(Stravaの計測区間においての数字が、純正センサーのものでも補正されているのは、Stravaが持っているデータベースとログの時間情報&位置情報から、自動的に速度を構築し直しているものと思われます。)


速度計測が暴れているのは、おそらく純正センサーのBluetoothの接続が不安定で、頻繁に途切れていることが原因ではないかと思います。


ちなみに、純正センサーの接続を解除して、「サイコン本体のGPSのみ」で同じ坂を速度計測してみましたが、全く同じように不安定な速度計測が再現されました。


純正センサーおよび本体GPSの速度計測が全く信用ならないことを確信した私は、すぐさまアマゾンでANT+接続ができるガーミンのセンサーを注文しました。


ネットでの皆さんの報告によりますと、「ANT+接続のセンサーに変えたらピタリと安定する」とありましたので。



翌日、届いたガーミンセンサーをバイクに装着。


マグネット不要の新型(とっても発売から数年は経ってる?)センサーで、リアハブにスピードセンサーを、クランクにケイデンスセンサーをシリコンバンドで固定するタイプです。


さっそくその日の夜練でガーミンセンサーを試してみたところ、ビタッと安定した速度を表示してくれて感動!(というか、これが普通^^;)


その時のログが、上記の「他社センサー」というグラフや数字です。


いや〜、やれやれです。

これで安心して夜練ができますね!(いや夜練だけではないですが・・・)


【今のところの分かっている事実】

・レザインSUPER GPSセット同梱の純正センサーの接続は不安定

・(書いてはいませんでしたが)同様にケイデンスセンサーもおかしな数字を刻む

・ガーミン新型スピード、ケイデンスセンサー(ANT+接続)はとっても安定している

・本体GPS計測でも同様に速度計測が暴れる

・つまり、Bluetooth接続はとても不安定でおすすめしません。


ということで、一件落着・・・




といきたいところですが、新型ガーミンセンサーにもある問題が浮上・・・


えっ?


どういうこと?


そこのあたりの話は、また後日^^;


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