西洋音楽史
ホームページの項目に、クラシックの歴史を設けました。
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これから長いことかけて、少しずつ調べながら付けたし訂正しながら増やしていけたらと思っています。
ピアノを習い始めた子供のころは、こういった歴史など知ることもなく、
小中学校の音楽の授業で勉強しても、断片的で、歴史の中のどこなのかもわかりませんでした。
私が作曲者のことを知るようになって、一番感動したと言うか、こころを打たれたのは、
作曲者ひとりひとりの生き方ということももちろんなのですが、
西洋音楽が宗教との結びつきから始まって、こんにちに至るまで、たくさんの作曲家同士が交流をしていたこと、そして次から次へと文化を引継ぎ、また新たなものを加えながらここまで素晴らしい音楽を残してきたことでした。
ベートーヴェンが、もしモーツァルトの弟子になっていたら・・と思うとワクワクしますが、一度会っただけ?でそれはなりませんでした。
シューベルトは生きている間は広く人気を得ることはなかったようですが、ベートーヴェンを大変尊敬していました。そして、シューベルトの死後何年もたってから、友人やシューマンがシューベルトのお兄さんを訪ねて、大量の作品を発見し出版につなげました。
シューマン夫妻とブラームスの関係。ブラームスが20代のときに、シューマン夫妻を訪ねてからの死ぬまでの深くて長いお付き合いがあったこと。
それから、同年代のショパンやメンデルスゾーンとも交流し、シューマンの妻クララがこの2人にシューマンの曲を弾いて聴かせたりなんてこともあったとか・・。
ベートーヴェンの音楽を継ぎながらも自分の音楽を確立したブラームス。
シューベルトの歌曲の持ち味をリストの味で消すことなく、素晴らしいピアノ曲に編曲したリスト。
リストは、ベートーヴェンの交響曲までもピアノに編曲しています。
バッハが廃れた時代にもう一度掘り起こした音楽学者、ピアニストがいたこと。
ドヴォルザークはブラームスに見出されたとも言われていますし、練習曲で有名なチェルニーはベートーヴェンに師事して、リストはチェルニーに師事していた。
シューマンはチェルニーをよく思っていなかった・・等々
ホントかどうかもわからないような噂話にまで・・・
良い関係もいざこざ関係もありつつのこの西洋音楽(クラシック)の歴史。
才能ある人をほっとかないのは今も昔も一緒ですね。
この作曲家とこの作曲家が会ってたの!?って知るだけで、興奮したのを思い出します。
時代の中で、先人たちを尊敬しながら、また同年代の音楽家に影響を受けお互いに切磋琢磨しながら、独自の音楽を確立していったそれぞれの大作曲家たち。
変化しながらこうして今の私たちの時代まで辿り着いたクラシック。
これから、どういうふうに受け継がれていくのか・・見当もつきません。
けれど、このバロック時代から近現代初めころまでのクラシックのジャンルは、もう二度とない信じられないほど素晴らしい音楽の時代です。
作曲家ひとりひとりに焦点をあてたものも作っていきたいけれど、いつになることか・・。
※この音楽史、自分の勉強なども兼ねています。全て正しいとは限りません。
諸説あるなかの1つをとってしまっていたり、間違えているものも中にはあるかもしれませんが、わかった時点でその都度訂正していこうと思っています。
音楽の年表は書き方が難しいです。同じ時代に日本にどんなことが起こっていたのかなども載せたかったのですが、ごちゃごちゃになりそうなのでやめました。
細かくせず、要所を年ごとにそのまま書いていくことにしました。
気が向いた時にでも、眺めてみてください。。。