STAR勉強法を使った事例共有
教室長仲間と語り合う機会は貴重です。
刺激だけじゃなく、大きな学びを貰うこともしばしば。
やっぱり人間いくつになっても勉強することは大切ですね。
それでは学び得た今後の指導に活かせそうな事例を、
私イチオシの【STAR勉強法】に沿って解説していきましょう。
STAR勉強法とは…
【SET】準備する。【THINK】考える。【ACTION】やる。【RESULT】結果を分析する。
いつまでにという期限【TIME】を設けることでSTARTする勉強法。
事例その一:睡眠不足のAくん
Aくんはいっつも眠そう。
塾のことは好きで、来るのはいいのですが、
常にぼーっとしている感じです。
敏腕教室長のTさんは彼の生活習慣をスケジュール表に記入。
するとAくんは一週間のうち半分以上は25時以降に寝ていることがわかりました。
Tさんは保護者の了解を取り付け、すぐさまスマホを没収。
ブーブー言うAくんとは生活習慣の乱れが直ったら返す約束をしました。
一ヶ月後にはAくんの生活習慣は改善。
スマホには時間制限が設けられてリビング管理となりました。
塾に来てウトウトすることはなくなって、部活も順調だとか。
少しやる気も出てきたかな。いい感じです!
【STAR勉強法】の【SET】完了!
生活習慣の乱れは心や体調の乱れにつながり、そしてそれは勉強へも大きな影響を及ぼします。これが成っていないと知識が入っていきませんし、仮に無理やり知識を詰め込んだとしてもすぐに抜けていってしまいます。生活リズムを整えることで、活力が湧き、勉強以外のいい影響も生まれます。そして、スマホは生徒自身で管理するのはとても難しいもの。使い方を聞いて危うそうだったら大人が介入してルールを決めてあげましょう。これで勉強する土台の出来上がりです。SET完了!
事例その二:内申がなかなか上がらないBくん
Bくんは少しいい加減。
提出物も何もかも鞄の中でぐちゃぐちゃタイプ。
やる気はあるが、やり方がわからないと嘆く日々でした。
塾へ通ってからは、教室長のTさんが、
徹底したスケジュール管理を実施。目標とそこから逆算したスケジュール表を作って、
そこへの書き込みを最初は一緒に、慣れてきたらBくん自身でできるように指導していきました。
持ち物ファイルも作成し、きれいな鞄内に。
そこからBくんの快進撃が始まりました。
提出物も完璧に。成績もアップ。今では目標からの逆算を、
先生から言われなくともやるように!軍師と呼ばれています。
【STAR勉強法】の【THINK】完了!
目標を達成するには、目標達成の考え方が必要です。まずは目標を定め、現在地を把握し、それから行き方を調べるのです。江ノ島に行きたくて、自分が藤沢駅にいるなら、電車かバスで楽チンですが、現在地がアメリカとなると、まずは飛行機に乗らなければなりません。タイムリミットがある場合、達成できない可能性が高くなりますね。勉強も同様に、目標と現在地の把握から、辿り着き方を考え、計画をたてることが重要です。「何をやればいいかわからない」は計画不足です。しっかりとまずは考え方を身につけましょう。
まとめ
とりあえず2つの事例を見てみました。
100人居たら、100通りの課題があって、100通りの解決策がある。
ある課題を見つけたときにどうやって考えて解決策を見つけるべきなのか、
たくさんの例を知っておくと楽だからね。
それは、頭の中の大切な財産になる。私やあなたの、幅になる。
明日へ活かそう。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
各々が光り輝くために。