『W旦那+(プラス)』 三代目妄想劇場 番外編「初めてのマック①」
隆臣「daddy!こっちよ」
臣「ほ?今日はおとーしゃんって呼ばないの?」
隆臣「お外だからね、daddyでいいでちょ?」
臣「別に構わないけど…なんか調子狂うな」
隆臣「ALL OK!ALL LOVEよ♪♪」
臣「うん、言ってる意味がイマイチわかんない笑」
隆臣「レリゴー♪レリゴー♪♪…って、もうマックにちゅいた~!ヤッホー♪♪」
臣「初めてのマックだな」
クルー「いらっしゃいませ!こちらでご注文をお伺いします」
隆臣「たぁくんがオーダーしゅる!おとーしゃん、抱っこぉ」
臣「舌の根も乾かぬうちに…」
隆臣「ん?なんか言った?とーしゃん」
臣「空耳だろ 笑」
臣は隆臣の両脇に手を入れ、カウンターに届く高さまで持ち上げた。
ベレー帽を被り、サングラスを掛けてはいるが、クルーには完全にバレている。
クルー(臣くんってファーストフード来るの❓う、嘘でしょ⁉️🙄💦)
(それに、すぐ目の前に顔をつき出して、小さな指でメニューをチョンチョンしてる子供って、噂の隆臣くん!?)
(超可愛いいんですけど…なにコレ?天使?)
隆臣「おねーしゃん、オーダーいいでしゅか?」
クルー「はい‼️どうぞ」
隆臣「えっとねぇ、倍ビックマックとねぇ、ナゲット15ピースと、ポティトゥ(╮╯╭)のおっきいのひとつ」
臣「ちょっと待った😅隆臣一人でそんなに食えんのか?それとも俺たちの分も入ってる?」
隆臣「たぁくんの分だけよ、へーきへーき」
臣「だって 笑」
クルー「あ、ありがとうございます」
隆臣「あとねぇ、ドリンクは野菜生活でよろ」
クルー(嘘でしょ⁉️なんて健康志向なキッズなの)
隆臣「二つね✌️おねーしゃん」
臣「ホントに飲めるんだな?隆臣」
隆臣「うーんとね、飲めないかもだからお持ち帰りの袋くらしゃいね」
臣「…ったく 笑」
「息子の言う通りにオーダー通してください」
クルー「かしこまりました」
隆臣「たぁくんの分おわたので、とーしゃんの番よ」
臣「おう、じゃあ俺はサムライマックのこれ、ダブル肉厚ビーフとサラダとゼロコーラで」
クルー「かしこまりました!ご注文は以上でよろしいでしょうか?」
隆臣「待って‼️おとーしゃんポテト食べないの?もしかしてダイエット中?」
臣「さっきポテトの特大注文しただろ?隆臣ぜってー食べきれないだろうからな。 それを食うからいい 笑」
隆臣「やん(`o´)たぁくん一人で食べるもん」
「それにパーパの分は?足りないよ」
臣「隆二なら後で来てから注文するだろ」
「おっと、後ろ混んできたから早くしないと、な」
「注文は以上です」
クルー「はい‼️かしこまりました」
「お会計○○円になります」
臣「カードで」
隆臣「たぁくんのポテト、お塩少なめでおねしゃす」
クルー「かしこまりました!商品が出来上がりましたらお席にお持ちします」
臣「お願いします」
クルー(あれれ?可愛い僕、もう向こうに走って行っちゃった)
隆臣「daddy!たぁくんこの椅子にしゅるよ」
臣「重いだろ?俺が持っていくから待ってろ」
(臣くんが財布をしまう時間も待てないみたい)
(うわ、一人で子供用の椅子を運んでる!)
隆臣「ヘーキだってば!」
「おとーしゃんもパーパも、たぁくんに甘すぎなのよ」
臣「daddyって言ったり、おとーしゃんって言ったり忙しいし…甘すぎってか?」
隆臣「たぁくん、もう保育園にいく年頃でしょ?もう大人よね!」
臣「まだ園児だ。大人じゃねぇだろ 笑」
隆臣「もう一人前よ!だからヘーキ♪♪」
「たぁくんねぇ、りおと廉と三人でお留守番もできるから、たまにはパーパとお泊まりしてきてもいいのよ」
臣「マジで⁉️」
隆臣「マジよ」
臣「…隆臣ってパパ達に気を利かせるようになったんだ…すげぇ成長だな」
隆臣「でちょ?もうすっかり大人よね、おとーしゃんびっくりした?」
臣「うん、びっくりして可笑しくて涙出てきた」
隆臣「そんなに?感動させちゃったのね、しゅご♪」
つづく
*️⃣不定期更新になります。