喜んで〇〇てくれる人はどこ?
喜んで食べてくれる人はどこ?
昨日はお赤飯のおむすびを喜んでもらえました。
「朝、FBで写真をいてからずっと楽しみにしてた~」
「なかなか普段、たべられないものね~」
「すごく柔らかい~!おいしい~」
そこでふと思い出したことがあるのです。
あなたが求められる場所は、どこですか?
マンガ「動物のお医者さん」の作者、佐々木倫子さんの作品の中でこんなエピソードがあったんです。
ある男が、キャンプでカレーを作ろうとしたが、どのスーパーでも、玉ねぎは売っていなかった。
なぜか。
周りはすべて玉ねぎ農家。
誰も買わないから売っていなかった。
わけてやるよ、と玉ねぎをくれた人と友情が生まれた、という話。
地元の人にとっては
「玉ねぎは買うものじゃなくて作るもの」
「玉ねぎは買ってくださいと言われても欲しくないもの」
「玉ねぎは買うものじゃなくて売るもの」
最近「自分のことをSNSで発信するのが怖い」とか
「誰に求められるのか?と思うと不安になる」という言葉を聞きました。
それに対する私の答えは…
「あなた、玉ねぎ農家の中にいて、
玉ねぎなんて誰でも作れるし、誰からも欲しがられないって感じてるんじゃない?」
玉ねぎ生産者が欲しいものって
・買ってくれるお客様
・継続して売れる販路
・品質向上、生産性アップにつながること
・玉ねぎの魅力を発信する力
とかですよね。
今の自分にはない力が欲しい。
本業に集中して、苦手なところは得意な人に担当してほしい。
同じことができる人は
「玉ねぎを作る仲間で師匠・先輩・後輩」であって、
「玉ねぎが欲しいお客様」じゃないんです。
作るときと、売るときは、別の視点が必要。
売りたいなら、欲しい人がいるところに行けばいい。
「おいしい玉ねぎを作ったのに、誰も欲しがってくれないよ~」と無価値観を嘆いている場合ではナイ。
「じゃがいもと人参はあるんだけどなー。あとは玉ねぎがあればな~」という場所に行けばいい。
そこでカレーになれ!
肉じゃがになれ!
ポトフになれ!
サラダになれ!
食べたがっている人のところに行こうよ。
そんな場所は、必ずある。
おいしいものを食べたい人は必ずいるし、
お腹が空いているタイミングは、必ずやってくる。
あなたが求められる場所は、どこですか?
欲しくない、という人に欲しがってもらう努力をするのではなく
わあー欲しいー!うれしい!と言ってくれる人のところへいけばいい。
昨日の私は、お赤飯をおいしく食べてもらってとても幸せを感じました。
これからも、欲しがって&喜んでくれる人のもとに、届けていきたいです。
今日は雨も上がりいい天気になりました。
ご機嫌な一日をお過ごしください。
*佐々木倫子さんの、このエピソード、どの作品だったか知りたいです。知っていたら教えてくださ~い!
#お赤飯 #はに野レミ #佐々木倫子