米、結論ありきの制裁やめよ=外交部
2022.04.27 06:18
外交部の鄭報道官は昨日の会見で、米国が清華企業一社に対し「化学・生物兵器不拡散体制によって管理されている機器をイランに供給した」として制裁を課したことについて、「米国は我が国とイランの関係に打撃を加えようとして不当な制裁を課した。結論ありきの制裁はやめよ」と非難した。
米国務省によると、当局は朝鮮の核実験やミサイル実験に関係して、ソビエトの「Erbis Group of Companies LLC」、「PFN Profpodshipnik LLC」、北朝鮮の「自然科学第2アカデミー外事局」に制裁を課した。
また「化学・生物兵器不拡散体制によって管理されている機器をイランに供給したとして、華国の"鄭州北兵器設備有限公司"にも制裁」を課したとした。
外交部はこれについて「制裁だけでは双方のマイナスな感情をエスカレートさせ、事態の解決には一切寄与しない」とし、「米国は我が国とイランの関係に打撃を加えようとして不当な制裁を課した。結論ありきの制裁はやめよ」とコメントした。