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江戸町巡り

【南豊島】渋谷道玄坂町

2017.12.18 03:37

町名:渋谷道玄坂町

読み方:しぶやどうげんざかちょう Shibuya-Dōgenzakachō

区分:小名→町丁

起立:江戸期

廃止:江戸期

冠称:「渋谷」

後身:渋谷宮益町

現町名:渋谷区道玄坂二丁目

概要:地名の由来は和田義盛の子孫大和田(大田和)道玄に因むという(砂子・江戸名勝志)。『町方書上』では上渋谷分と渋谷宮益分の2ヶ所に分かれていたが、いつの頃か渋谷宮益町に吸収合併された(渋谷区史)。道玄の名は『吾妻鏡』の1213(建暦3)年5月2日の記事に見える。もとは武蔵国豊島郡上渋谷村の小名。1713(正徳3)年、町並地として町奉行支配地となる(備考)。2ヶ所に分かれ、武蔵国豊島郡中渋谷村続き地は文政年間(1818〜1830年)の家数10軒、一方の宮益坂御嶽権現西は家数11軒の合わせて21軒(町方書上)。当町名主は上渋谷村名主田中氏が兼務していた(備考)。『大江戸今昔めぐり』にある。

※『角川日本地名大辞典』には「現在の渋谷1~3丁目付近」とある。

撮影場所:渋谷道玄坂町

撮影地:渋谷区道玄坂二丁目29番1号(SHIBUYA 109)

渋谷新町 青山久保町