#240 春の野草を楽しむ2022〜スギナでお茶づくり
【福井尚子・高志】
春が来ましたね!
去年もたんぽぽの花びらでつくるクッキーや、よもぎ団子づくりを紹介(#174 春の野草の楽しみ方)しましたが、今年も楽しんでいます。
(この季節のお楽しみ。たんぽぽの花びらを練り込む&上に載せたクッキー)
(よもぎ白玉団子。娘と幼稚園の帰り道によもぎを摘みながら帰り、一緒につくりました)
先日は、森のようちえんのみんなと野草の天ぷらをつくりました。
柿の葉やユキノシタ、ドクダミ、シロツメクサやカラスノエンドウなどのおなじみの雑草もあげるとおいしくてびっくり!
こんなになんでも食べられるとは...!
身近な草花がますます愛おしくなりました。
今年新しく挑戦したのは、スギナ茶。
私たちが手掛けている小さな畑の草刈りをしたときに、大量にいたスギナ。
スギナって繁殖力がすごいんですよね!
(すっかり写真を撮り忘れたので、こちらはフリーの写真サイトより。朝露をまとった姿もきれいですね。)
これは使わなければもったいない!と調べたところ、スギナはお茶になるとのこと。
さらに調べていてわかったのは、スギナはミネラルが豊富で、むくみの解消や血液循環をよくするデトックス作用、自律神経を整える効果もあるのだそう。畑の厄介者のように思っていましたが、健康、美容、さらに心にも良い影響を与えてくれるすごい薬草なのです。
早速持ち帰ってきたスギナを、洗って、お天気の良い日に天日干し。1日でよく乾きました。
さらにフライパンで炒って水分を飛ばしたら、やかんに入れて20分ほど煮出します。
あっという間に手づくりスギナ茶の出来上がり。
はじめて飲むスギナ茶は、クセがなくて香ばしくおいしかったです。
(こちらはシロツメクサ。春の野花は食べるだけではなく、もちろん飾ってもかわいいです)
知れば知るほど奥深い野草の世界。二宮をお散歩しながら、これからもますます野草と仲良くなりたいです。
※おまけ
こんなに太い茎のたんぽぽの綿毛を見つけました!
二宮の雑草の生命力の強さに、驚かされます。