がんの時代 HUB お客様をつなぐ美容師の役目
2017.12.18 07:45
みなさんこんにちは
江東区 北砂 砂町銀座入り口にある
美容室ヘアーシップ リボーン相澤です。
12人に一人が、乳がんになる時代
「僕たち美容師には、何が出来るのだろう」
先日もこんなことがありました。
薬局に勤めているお客様Mさんから、
こんなご相談を受けました。
Mさん「最近ステージ4の乳ガンを告知された方がいて、毎回手を握って泣きながら相談を受けているんだけど、どう対応してあげたら良いかわからなくって、、、。」
相澤「そうですか〜 いくつくらいの方ですか?」
Mさん「40代前半で、お母さまと二人暮し。お母さまには髪が抜ける病気だと伝えているって。お母さまを残してゆくのが心残りだと相談されるのだけど、変なことを言って逆に傷つけてしまうのが怖くて、、、。相澤さんは病気の方達を多く担当されているから相談したのですが。」
相澤「あ!今ちょうどいらしてますよ!」
その時に丁度いらしていたのが、
↑NAHOさんでした。
事情を説明して、隣の席に移動していただきました。
同じ乳がんを患った者でないと、わからない心の葛藤や、定期的に行われている<がんカフェ>を紹介してくださいました。
みんな同じではないですが、
がんを告知された人は
最初、どうしようもない不安にかられます。
それから 受け入れて、生きるということに
一生懸命になります。
僕の場合
その時、救われたのは 同じ病気の
自分と同じか、自分より悪くても懸命に生きている方とお話しした時だけでした。
NAHOさん「4でも元気な知り合いいっぱいいるから、私に声かけてくれたら一緒についていくよー」
心強いお言葉をいただきました。
Mさんも 同じ境遇の方と話してみることを伝えてみるとのことで、少し安心してお帰りになられました。
何気なく行っていることですが、
普段から多種多様のお客様を担当する美容師だから出来る事。
<お客様とお客様を繋ぐ>
HUBとしての自分の役割を再確認した出来事でした。
ちなみに今回のステージ4の方、
以前からシコリを感じていましたが、酷くなったら取れば良いと花が咲く(がんが皮膚を突き破り出て来る)まで放っておいたそう。受診した時には手術も出来ない状態でした。
やはり早期発見!早期受診!が大切だと感じたと同時に、
さらなる乳がんに対しての知識を深めるために
↑ピンクリボンアドバイザーについて勉強中!!
これも、普段僕がお客様からの抗がん剤についての悩みを相談している
看護師のTOMOKOさんから
「相澤さんも受けて!」と
手渡されたものです。
そうそう
僕の経験から、抗がん剤による脱毛は
僕たち美容師が何も怖がることが無いものだということが、わかっております。
お客様がガンという病になって
脱毛という副作用を負っても
今までの美容室で、いつもの美容師さんに
カットし続けてもらえるように。
次回のこちらのコーナーでは
(美容師向け 抗がん剤の脱毛について)
について書きたいと思いますので、よろしくお願いします。
12人に1人が乳ガンになる時代
<美容師だから出来る事>
一緒に探していきましょうね^^
ガン治療最情報
↑NAHOさんから
以前もご紹介した、第四の癌治療法
日本でも臨床試験が開始されるそうです。
↑癌 尿検査
一日も早く導入されることを祈ります。
お知らせ
9月より 「火曜日と第2水曜日」が定休日になります。ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いします。
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