先行投資で、覚悟をみせる
突然の退社願い。
社長、オーナー、リーダーとしては
失恋のような気持ちです。
特に永年苦楽を共にした相手となると。
今日は、そんなオーナーとの面談。
なびきゅう（名古屋美容師求人ナビ）への
新規掲載の説明です。
結果、（契約はされましたが）広告掲載するよりも、
給与を思い切ってあげて上げるのも
１つの方法としてあるというご提案をしました。
私たちがお伝えしている求人活動の心得として、
１、やめさせないこと
２、鉄板の求人広告をつくる意識を持つこと
３、企業・店舗の魅力を高め続けること
があります。
お話を聞いていると、
急にやめると言い出した理由は、
経済的な理由
（最近本当に多い退社理由）が一番。
奥様から、家計が苦しいから他の店に
行ってほしいと言われていると。
（奥様も仕方なく言っているのでしょうが）
良い条件を出す店が他に沢山あるからと。
ただ彼としてはここで働くのが楽しい。
であれば、
永年一緒にやってきてお客様もいるし、
退社しない方法を考えた方が良い。
例えば、
「求人広告でお金を使う分を給与に使う。」
広告で例えば30万／月かけるなら、
この先の一年間、
スタッフに5万でも10万でも給与をあげる。
そのかわり、
本来その給与を支払うのに、
これだけの売上が必要という数字を教えて、
1年間でこの水準の売上に持っていこうと
コミットをする。
そのための投資を君にする。
やめる決断の前に、
その挑戦を一緒にしないか？という誘い。
これがそのスタッフさんと出来れば、
間違いなく充実した一年になりそうだし、
そのスタッフさんの成長に
集中する良い機会になる。
オーナー自身が覚悟をみせる。
商売人は売上を一番に考える人。
経営者は人の成長を一番に考える人。
だそうです。
もちろんどちらも良い点はありますが、
後者はより多くの喜びを得るのだという。
ピンチだと思ったことが、
喜びを得ることに集中するチャンスに。
更にお互いに良い関係になるアイデアも
ありますが、それはまたの機会に^_^
そんな提案をすると、オーナーは、
やってみる！と、
元気になられたのでした。
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