鈴木大拙さんの『禅と日本文化』を再読
2022.04.29 05:05
次作のメインパート執筆にあたり、鈴木大拙さんの『禅と日本文化』を再読!
英語で書かれた "Zen Buddhism and its Influence on Japanese Culture"(禅仏教とその日本文化への影響)の訳書である本書を読み直し、改めて、私たちに多大な影響を与えている「禅」について考えています。
そして、なぜ禅が剣術とも深く結びついてきたか?ということに関して、、、
「ここに禅の鍛錬法の一風変わったところがあるのだ。それは真理がどんなものであろうと、身をもって体験することであり、知的作用や体系的な学説に訴えぬということである。」
と書かれていましたが、これを読んで、稽古があって成り立つ剣術との間には「身体性を伴う」という点での類似点があるということだろうと考えています。
ちなみに、本書によると、禅のモットーは「言葉に頼るな」(不立文字)だそう。。
今、合気道や抜刀術の稽古をやっていますが、ただ、ちょっと体験するだけとか、本を読んでかじるのではなく、日々やり続けるところにこそ、辿り着けるところがあるということなんだろうなー
日々精進!