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文学同人「槇の会」ブログ

文学賞殺人事件 大いなる助走

2022.04.29 05:47

先日、なんの気なしにアマプラで「文学賞殺人事件 大いなる助走」を観ていました。確か封切時にも観ています。原作は筒井康隆の「大いなる助走」。ご本人もカメオ出演しています。文壇バーで暴れまくる役をかなり楽しそうに演じてらっしゃいます。


内容は「焼畑文芸」なる同人誌を舞台にしたブラックなコメディです。市谷京二という大企業に勤める青年がひょんな事からこの焼畑文芸に入り、その処女作「大企業の群狼」が文芸誌に転載され、直本賞候補となる過程で文学賞の内幕が曝き出されるというもの。

主演の佐藤浩市が若いです!それもそのはず、1988年の作品です!

同人誌にいきなり280枚の作品を載せるとか、いくら払わなくちゃならないんだよとかツッコミどころはいくらでもあります。合評会の様子もかなりカリカチュアされていますが、一応あります。ただの罵り合いと化していますが(笑)

注目すべきは、そのエンディングロールです!同人誌がモチーフになっている作品ですので、そのエンディングでは全国の同人誌が画面に登場します。なんとその中にわが「槇」が登場しています!それもエンディングロールのかなり早い時期に!槇10号です。封切り当時も観ていますが、当時はもちろん自分が槇に係わるなんて思ってもみなかったので、今回改めて見直して、ビックリしました!思わず「槇だ!」と口走ってしまいました(笑)