Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

昭和の日に想う。。。

2022.04.30 01:04

*店主である篠原一夫は古い日本映画のファンなのですが、その理由のひとつに亡き父親が映画人だったことがあげられます。

東宝はかつて東西に映画製作会社を傘下に持っていました。ひとつは西の「宝塚映画」そしてもう一つは東の「東京映画」です。父は東京映画に勤務していて照明スタッフをやっていたそうです。写真はその時に製作された映画の写真、1枚は川端康成原作「母の初恋」の箱根ロケの写真、中央に写っているのは久松静児監督の他に日本人ばなれしたイケメン俳優の上原謙さん(加山雄三のお父さん)と今もご活躍の大女優、岸恵子さんです。父親は最後列の左から2番めにいます。そしてもう1枚は「兄さんの愛情」中川信夫監督、池部良さん、石浜朗さん、三宅邦子さんがいます。父親は最後列の一番右端にいます。

「兄さんの愛情」を10年ほど前にラピュタ阿佐ヶ谷で観て、それ以来映画全盛期の素晴らしい日本映画にはまってしまったのです。若尾文子さまを知ったのもその時です。

当時の素晴らしき日本の空気がこの写真にも映画にも溢れています。いやあ、映画って本当にいいですね!しかし、うちの父親には、当時の監督さんや俳優さんにサインもらっておいてほしかった。。(笑)