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酒場BETTAKO

BETTAKO -其の233-

2022.04.30 02:36

この場をお借りして、改めて大石酒造(株)

大石社長に感謝申し上げます。


静かな雨音が徐々に強まっていった

金曜日の晩であった。

鹿児島発、先発の焼酎達が滝野川の地に届いた。

焼酎不毛の土地に移り眠りについた5年の経過。

そろそろ眠りについていたBETTAKO真の姿を

呼び起こし目醒めさせる時が来たのかもしれない。


他所の世界を見渡せば、

焼酎の欄に目が行くこともある。

とりあえず…。その空気感が強い他所の世界。


売れる酒を置けば楽な事はわかる。

売れる酒を取り扱う酒屋と組めば楽な事はわかる。

シガラミは古くから苦手なものでね。

申し訳ないね。他所と取り引きした方が宜しいかと

そう断り続けた19年。


これからが本当の努力の道であり、29年の経験と

物語が詰め込まれた私にとって、日本酒領域の

この街で元祖焼酎屋として商う…それは、

生半可なものでは無い。


大変だと思うだろ?

意外にそうでもないんだよ。

何故なら…誰にも真似できない

絶対的なスキルを持っているもんでね。


先日、後輩は目を丸くして驚いていた。


さてと…ラベルを貼り、ふんどしを締め直すと

するかね。