健康と不健康

前回のブログの続きですが、そもそも他人様の身体をこちらの一方的な主観で、良いとか悪いとか、健康、不健康というのはなんだか違う気がします。

例えば、末期ガンの人がいて、毎日楽しくアクティブに過ごし、人を愛し、誰からも愛され、充実した生活を送っている・・とする。

一方、全く健康だが、この世は苦痛と悩みしかないと思い、部屋から一歩も出ずに、誰とも語らず、会わず、孤独こそが楽園だとして、過ごす人がいたとする。

さあ、どちらが健康なのか不健康なのか？

別の例えなら、大金持ちだが、周囲の人に疑心暗鬼になり、全てを疑いの目で見て一生を終えた人と、貧乏だが、周囲の人から愛され、必要とされて一生を終えた人と、どちらが良いのか悪いのか・・

かなり極端な例えだけど、どちらも本人がどう思って生きているかであって、周りが決めることではないと感じます。

だから、○○をしないから、悪くなったんだ！とか、○○のせいで病気になったんですよ！って言葉は、相手の生き方を否定してるみたいで怖いっす・・(;´･ω･)

その人が、その人らしく生きられていたら、どんなに身体に障害があっても、難病でも、『健康』なんじゃないかな？と、個人的には思います。

そして、その人が、その人らしく生きるために、整体が少しでも役に立つなら本望です・・ていうのが僕のスタンス。