人のご機嫌を取ることと優しさの違いは何か？〜デーヴィド・ホフマイスター

人のご機嫌を取ることと優しさの違いは何か？〜デーヴィド・ホフマイスター動画より〜

↓↓

(17秒より)

質問(日本人)

人の機嫌を取ることと、優しさの違いについてです。

人の機嫌を取る行為の中には、多くの恐れが存在していると思います。

しかし、優しさに関していえば、私がやろうとしていることが優しいのかどうか分かりません。

(中略)

優しさについて教えてください。

(2分59秒より)

デーヴィド

優しさは非常に重要だと多くの人が言います。

しかし、それは真に優しい心の状態から来なければなりません。

柔和な心です。

ジーザスが2000年前に言ってます。

「柔和な者は幸いです。その人たちは地を受け継ぐから」

柔和さが地球継承に関係するとジーザスが言っているなら、それは重要な事に違いありません。

そして、彼はコースで説明しています。

柔和さの持つ力が地球を凌駕するのです。

わぁ！

柔和さについて驚くべき解釈ですね。

しかし、柔和さは真の優しさから来る必要があり、それは心の共感から来なければなりません。

ですから、真に優しく、真に柔和で、真に親切であるためには、聖霊と完全に一致していなければなりません。

だから、あなたも分かってくると思いますが、親切なふりをすることが出来ないのです。

優しさを感じていなければなりません。

優しい心の状態がないとだめなのです。

世界を凌駕するほど強くなるためには、

柔和な人は世界を凌駕する、とジーザスも言っています。

別の側面としては、本当に優しくなるためには、防衛しない状態でなければなりません。

心が肉体と同一視されてると、優しくなることは出来ません。

心が人間性や、家族や社会的概念と同一視されてると、一貫して優しくなることは出来ません。

優しさからちらっと見えることはあるかもしれませんが、

すべての状況において、一貫して優しくいることは出来ません。

神が創造しなかった自己概念を、認識しているからです。

エゴのことを信じ始めるや否や、期待が入ります。

あなたは友人を訪ねて行って、おしゃべりをして、ニコニコと笑顔でいるかもしれません。

優しい表情を保つかもしれません。

しかし、もしエゴが怒ることを言われたり、怒ることをされたら、

個人的なこととして捉えられ、急に深刻になります。

笑顔でい続けなさいとエゴは言うでしょう。

でも、気分はよくありません。

優しく、優しくしなきゃ‥

わかるでしょ？

日本では、それが女性であることの自己概念の一部となっています。

親切であることが求められるのです。

しかし、あなたが何かを個人的に捉えるや否や、少しでも個人的に捉えるや否や仮面を被ろうとします。

優しい見た目、優しい雰囲気、

でも心の中は‥

痛たたた‥

心が何かを個人的に捉えているので、聖霊の優しさは消えてしまうのです。

聖霊は決して何かを個人的に捉えることはありません。

聖霊は個人ではないからです。

ですから、これは本当に良い質問です。

覚えておいてください。

防衛しないことの中に、私の安全がある。

奇跡のコースの教師と生徒においても、これはとても大きなレッスンです。

コースの教師でいつも優しさについて話ししていた人がいます。

優しくすべきです、優しく、優しくと。

それでも著作権に関しての論争が巻気起こったとき、その教師は一方の側についたのです。

この世界で一方の味方につくとき、優しさは口だけになります。

優しさは消えてしまいます。

ある兄弟を別の兄弟と同一視したり、幻想の問題について意見を持つや否や、優しさは消えてしまいます。

判断が入るや否や、優しさはなくなり、寛容さが消え、親切心もどこかに行ってしまいます。

昨日もいいましたが、誠実さ、正直さには一貫性がありますこれがもう一つの側面です。

誰のご機嫌を取ることなく、真に親切でいるためには、思っていることを言い、言ってることを心でも思っている必要があります。

一貫して平安な心の状態でいる必要があります。

もし、何らかの行動が起きるなら、ジーザスから自然に来なければなりません。

演技しているのではないのです。

言葉なら言葉が流れ、笑顔なら笑顔が流れ、笑いながら笑いが起きますが、それらはすべて想い(考え)からきています。

親切に行動しようとしているのではありません。

人間性が葛藤する部分だと思います。

コースの生徒においてもそうです。

彼らはこう言います。

「私は親切でなければならない」

親切でなければならない？

意味すら分かりません。

私は親切に行動すべきです。

行動についてはそんなに気にしないでください。

あなたの心を見てください、考えを見てください。

それが私達がいつも取り組んでることです。