2019年4月3泊4日台東・屏東・台南ひとり旅13-DAY2-7憧れの台湾鉄道南廻線・藍皮普快列車「解憂號」で行く南迴線の旅(車窓の風景編)中央信号場~枋寮駅。
大武駅を過ぎると、線路は山中に入っていく。
古荘信号場(古莊號誌站)の写真は撮り損ね、次は中央信号場(中央號誌站)を通過。駅舎周辺に工事の道具が置いてあるのが見えた。
車窓から見えるのは山間部の風景となり、このあたりから雲が薄くなり、太陽の光を感じるようになってきた。
枋野駅(枋野號誌站)はホームのない駅で、信号所を兼ねている。
ここも工事車両や資材が線路わきに置いてあり、南迴線電化工事の進行を感じさせた。
ここでまた通過待ち。また普通列車だった。
枋野駅を出発すると、山地の河川敷か川の跡の盆地と思われる畑のエリアを通過。
いくつかトンネルを抜けると山の斜面から平地にかけて白い袋がたくさんついたマンゴー畑が現れた。
そしてその先には海。台湾本島西側の台湾海峡に到達である。
こちらは太陽が出て天気がいい。やはり山越えると天気って違うよね。
ほどなく到着した枋山駅は、台湾最南端の駅。2019年当時は1日に停車する列車がこの普快車3672のみ、1日合計2本だけという、レアな秘境駅として知られていた。
私たちの列車が止まったホームは古いホームだったが、向かいの駅舎側は電化工事に伴う改修中だった。
駅舎もリニューアルするのかしら。
枋山駅を出発してすぐの風景。けっこう高台で、南のほうが遠くまで見渡せる。
写真奥のそのまた奥が台湾本島最南端の墾丁方面だ。
すっかり夕方になっていて、海に沈む夕日がきれいだった。
内獅駅は工事が始まったばかり、といった雰囲気だった。
加祿駅は半分くらい工事が完了しているように見えた。ホームの足元は新しかったが、ホームの屋根などはまだできていない感じだった。
そして18時20分。定刻通りに枋寮駅に到着。
枋寮駅はホームが新しくなっていて、駅舎は表の外壁だけ綺麗にリニューアルされてた。
2015年8月にバスの乗り換えで来た時と見た目が全然違うけど、構造自体は変わってなさそう。
外に出ると、すっかり夜の雰囲気。
台東駅を出発して約2時間半。各駅で進むってすごい時間かかる気がしてたけど、風景を見るのがとても楽しくて、写真を撮るのに忙しくしてるうちに、あっという間に到着した感じ。
いやもう、すっごい最高だった!!
超楽しかった!! ぜひまた乗車したいわ!!
藍皮普快ちゃん、楽しい鉄旅をありがとう!!
2019年4月3泊4日台東・屏東・台南ひとり旅14-DAY2-8につづく~
(※2019年の乗車後、また乗りたいなと思っている間に、翌年の2020年末についに運行終了となり、古いままの列車に再び乗ることは叶わなかった。廃止後はメンテナンスを経て、2021年10月から台湾の旅行会社ライオントラベルにより観光列車「藍皮解憂號」として運航されている。)