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東北大学 学友会男子ラクロス部

【2022年度コラム第2弾 最終回】32期志賀瑛美×32期鹿島一朗

2022.05.01 12:32

新歓が始まり、新入生も入部してくる時期になり、2022シーズンが本格始動しようとしている今、スタッフはどのような思いで活動に取り組み、どのようにシーズンを締めたいのか。

3組のスタッフ・プレイヤーをpickupし、対談を行いました。

最終回は2年生の32期志賀瑛美(TR)×32期鹿島一朗(SSDM)です!同期愛に溢れる志賀瑛美が内に秘める思いを鹿島一朗が引き出します。




―本日はよろしくお願いいたします!2人は同期の中でも特に仲がいいですがお互いの今の印象はどんなかんじですか?

鹿島: けっこう仕事に対してまじめ。あとえいみはぽわぽわしてるけど、意外としっかりしてる。

志賀:それはうれしい。いちろうは…癒。スタッフみんなと仲いいじゃん。

鹿島:〈拍手〉

志賀: あとラクロスすごい好きなんだろうなって思う。満身創痍になりながら毎日がんばってるよね(笑)去年熱中症にもなってたし、心配にはなるけど。数少ないAチームの2年生でシンプルに上手いし、Aに入ったときも出欠表つくりながらすごいなと思ってた。

鹿島:ありがたいです。じゃあ最近の部活のこと聞きたい。

練習始まってからモチベの変化はあった?

志賀:んーあんまり変わんないけど、最近はけっこう“練習が楽しい“でやれてる!

鹿島:おおー〈拍手〉

志賀:自粛期間ほんとにモチベ下がってしんどいときあったけど、練習ずっとなくて、

早くラクロスしてるとこみたいって思ってた。始まってすぐから楽しかったしプレイ

ヤーのみんなも楽しそうだったから、そういう姿を見れるのも楽しかった。同期もだし

先輩ともしゃべれるようになってきて、今は楽しいです。

鹿島:すばらしい!

志賀: 1年チームから同期のプレイヤーが合流して、これから同期が活躍するようになるんだ、頑張ってほしいなっていう目線でも見るようになった。

鹿島:モチベ低いときどんな感じだったの?

志賀:自粛期間に部活なくても大好きな同期に会えてたから、部活なくても会えるじゃんって。「ラクロス部の人が好き」っていう部分が裏目に出てたかも。仲いい人たちには部活を辞めても会えるんだろうなって。でも私は夢中になれそうって思えることが他に無かったから踏ん張れた部分もあった。今ではスタッフが暗くてどうする!!っ思ってやってる。

鹿島:おおー、『スタッフが暗くてどうする!!』

志賀:そう、そういう考えに至った。まあ人間だから浮き沈みは毎日あるけど。

鹿島:根本にはあるんだ?『スタッフが暗くてどうする!!』が。

志賀:そうね、スタッフが盛り下げちゃいけないじゃんって。プレイヤーはうまくできたとかできなかったとかで落ちこむのは仕方ないと思うけど、私たちスタッフは一定に明るくいないとなって思って…。最近は特に自分で気分を上げてる!!

鹿島:すばらしい。部活に入ったきっかけはなんだったの?

志賀:ラクロス部を知ったのは、陸上部時代に広瀬川の川沿いを走ってた時に壁打ちしてるの見たことがあって。東北大目指すってなったときに勉強モチベ上がんないからインスタの部活とかいろいろ見てて、そういえばラクロス部あったなーと思って見るようになったのがきっかけかな。元々、高校の時もマネージャーやりたかったけど結局走ってたんだよね。だからマネージャーやりたいって言う気持ちはずっとあって。じゃあラクロスだ、ってなって新歓いって、即座入部しました。(笑)

鹿島:入るの早かったよねえいみ。スタッフ第一号だったもんね。

志賀:そう。でも後悔はしてない!団体選ぶの上手いって自分で思ってるんだけど、ラクロス部入ったのもついてたなって思う。

鹿島:そこからトレーナーになったきっかけはなんだったの?

志賀:なんだろ…マネージャーっぽいって思った。テーピングとか。こんなに学ぶことがあるとは思ってなかったけど、なんかマネージャーっぽいなあって興味を持ったのはある。はるかさん(29期三ツ木鴻佳)かっこよかったし。

鹿島:そうなんだ。実はおれテーピング1回も巻いてもらったことないんだよね(笑)

だから他の人巻いてもらってるの見てトレーナーすっごいなって!

志賀:たしかに巻いたことないね!

鹿島:あと(TRがやってた)増量企画とかも、おれ増量済みだから関われてなくて

志賀:結局なんもトレーナーと深くは関わってないんだ。優秀なんだね(笑)

鹿島:模範的なプレイヤーってことです! (笑)

鹿島:トレーナーやってて大変なことはなに?

志賀:んー正解が見えないのが大変かもしれない。あとプレイヤーからの反応が全くないとちょっと悲しくなっちゃう(笑)

鹿島:なるほどねー。(増量もケガもなく)あんまり今まで自分に関わることはなかったからあれだけど。アップダウンはしっかりやらねばとは思ってる。結局ケガして困るの自分だから、自己管理だよね。

志賀:うーんどこまでトレーナーが関わればいいのかわからなくて大変でもあるかも。

鹿島:ちょっとがたいよくてもっとがたい良くなりたいってなると上のレベルの専門的な話になるけど、フィジカルが弱いとか細いとかで最初とりあえずフィジカル強くしたいって言う人に対してトレーナーは初期の取り組みやすいアプローチをしてるなって思う。

志賀:今年からは上野さん(社会人TR)にお願いしてるわけだから、できるところは私たちでやっていこうっていうのが今年のスタンスなんだけど、そう言ってくれるとすごくありがたい。トレーナー頑張ります!

鹿島:じゃあ次の質問!入ってみてから感じたギャップとかはありますか!

志賀:んー入る前はここまで過酷だとは思ってなかった(笑)でも、ここまでスタッフがこう…自分で言っていいかわかんないけど、プレイヤーと対等くらいの意識もってやってるって思ってなかったかな。もうちょっと下の立場にいると思ってたから、スタッフもみんな一生懸命だなって思った。あとこんなにラクロスかっこいいと思ってなかった!!ほんとに、見るの大好きですラクロス!

鹿島:ラクロス見るのは最初から楽しかった?

志賀:うん楽しかった!!まじかっこいい!!!って(笑)あと練習毎日見てると、みんなラクロスの知識すごくて尊敬しちゃう。どうしてこんなにプレー中に頭まわるんだろうって思う。今日も久々FO練行って、何大の誰々のフォームでプレーするっていうのやってて。ほんとにすごいなって思った。プレイヤーのラクロスの知識のすごさには入部してびっくりした!こんなにもラクロスが複雑なスポーツだと思ってなかったな。

鹿島:むずかしいよねラクロスって。楽しいけど。えいみが部活やってて1番楽しい瞬間はいつ?

志賀:試合!緊張するけど! 試合見れるしビデオやってる時が1番楽しいかも。開幕戦活躍するんだろうねいちろうは!

鹿島:まずはベンチに入るとこから(笑)

志賀:ほんとにたのしみ!同期がでるの。あとユニフォーム姿めっちゃ好きだから同期が最初着てるの見たときすごいうれしかった!先輩のユニ姿もほんとかっこいい。

鹿島:部活やめたいって思う瞬間もあったりするの?

志賀:トレーナーの仕事でも普段のスタッフ業でも、なんかやったことに対してなんにも反応がもらえないのが積み重なると、それがつらい。復唱とかやってもらえると嬉しいな。

鹿島:疲れて余裕なくなっちゃうんだよね…。すいませんがんばります(笑)

じゃあ最後に、えいみが尊敬してる先輩ってだれ?

志賀:はるかさん!あんなに周りのこと見れて動ける人いないなって思う!トレーナーでも私たちのこと考えてたくさん教えてくれたり指摘もしてくれたりしてほんとに感謝してます!

鹿島:お~。そうだったんだ。

志賀:はるかさんが二地区終わったあと「スタッフは無力」っていってたの聞いてから色々考えるようになったんだよね。はるかさんは無力なんかじゃないって思ってたけど、じゃあ自分はどう?って。今のままじゃ無力だし、いても意味ないって思ってきつくなったこともあって。だんだん試合にベンチスタッフとして入らせてもらうこと増えるけど怖いなあって思う。

鹿島:はるかさんが無力なんかじゃないって思ったポイントはどこだった?

志賀:はるかさんは存在感あっているだけで頼りになる。トレーナーとしての知識もすごい。努力してMSからトレーナーになって。あんな人がいてくれたら、自分がプレイヤーだったら無力だなんて思わないけどなって。

鹿島:その存在感になるまで自分はまだまだだと思う?

志賀:うん。なれる気もしない。私はたぶんはるかさんみたいになれないから、自分なりに

貢献したいな。

鹿島: えいみは先輩としてどういう感じでいたい?

志賀:うーん。この雰囲気は続けていきたいな。上級生になったからぴりつく、とかじゃなくて。あと、けっこう同期のスタッフの間でも、私たちの代になったとき絶対日本一とろうねって言ってて。後輩とも仲良くなって下もいい代をつくって日本一になろうねって言ってる。

鹿島:へ~!32期のプレイヤーは言ってなかったわそんなの(笑)先輩からけっこう「32期って仲いいよね」っていわれること多いんだよね。えいみ同期愛めっちゃ強いけど、32期のどういうところが好き?

志賀:練習後だらだら話してるのも楽しいし、一緒に学食食べたり一緒に授業受けたりするのもすごい楽しい。ラクロスの面でいったら、頑張ってることを口に出さずに、穏やかながらも熱い思いをうちに秘めて頑張ってるところ!プレイヤーみんなが日々のスタッフの仕事にも協力的だし、応援したくなる人たちだなって思う。みんなやさしいし。テーピング巻いてたら「ほんと上手だね」とか、1回1回「ありがとう」っていう一言一言があるのが32期のいいところで、32期が好きな理由。プレイヤー同士が仲いいのも見てて嬉しくなる。大好きほんとに。

鹿島:愛ですね(笑)

志賀:なんかはずかしいな(笑)

鹿島:仲の良さを生かしてこれからもやっていきたいね。

志賀:なんかあったらスタッフに対して何でも言ってほしいよね、私たちも言うし。これからも頑張ろうね!!!

鹿島:うん。今年も頑張ろう!

―本日はお忙しい中ありがとうございました!!!



(文責:伊藤有沙)