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なまえ香~あなたの名前で香りを創ります~

私のなまえ香 二百二十九 くはし(美し)ことば

2022.05.01 13:14


くはし美しで、うつくしと同じ。

美しい言葉を表現する1つ。


上代(古い言葉)で 

かわいらしい、うつくしいを表現していたようです。



古代平安時代前は、「きよらなり」「さやけし」「くはし」

など多数の言葉を繊細に使い分けて表現していたようです。


共通することは、氷や水が澄んでいて美しいと表現する言葉で

さらに繊細に・・

「くはし」をとりあげますと、

細やかできちんとした美しさ

山や湖、花などの自然物に対して使うことが多かったようです。



文語体の本によく「さやけし」すっきり澄んだ美しい月

水の音「きよら」という言葉をみかけます。


言葉の響きから、とりあげた3つの言葉を

大まかにみてみました。



美しを中心に、それぞれまったく違う表情と音を捉えています

それだけ、とても繊細で、美しに秘めた情景と情緒のことばだからでしょうか

自然と奏であい、心の機微を高めるような音色がきこえてきそうです。


多言せずとも、ひとことで伝えることができる

この奥ゆきの美は、明暗もちろん、

リズムそしてそれぞれの角度たる風情の微差を感じます。


まるで、香しさのようなみえない画

終わりなくも余韻が余韻をつなぐような香がしてきます。




5月おためし香は、「くはし」の言葉で仕立てることにしました。

遠い先祖さんたちの美しい感性も意識して創らせていただきます。





おためし香は↓



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