こんな生き方がいい

小生は本が好き。月に２回は図書館に行ってだいたい５冊ぐらい借りてきます。最後まで読む本もありますが読み始めて気持ちが集中できそうにない本はさっさと読まずに放っておきます。

たくさんの作家の中でも特に好きなのがこちらの「伊集院　静」先生であります。

そう、夏目雅子さんのご主人だった人です。今現在は篠ひろこさんと結婚されています。

何がいいって、男っぷりがサイコーにカッコいいんです。

実の弟さんと奥さん（夏目雅子）を亡くされましたが泣き言は一言もいいません。

著書によれば、自暴自棄になり２年間ほどは人間の暮らしではなかった、とありますが誰もが耐えうる心の傷ではなかったことは容易に想像できます。

こういう人の言葉はものすごく小生の心には真っ直ぐ入ってくるんです。

ここ最近のウクライナのニュース報道でキャスターが全てわかったような顔して美辞麗句を並び立てるのとは言葉の説得力が違います。

もちろん小生とて報道が正しいならばロシアを理解することはできません。大言壮語はできなけども、だからと言って日本に住んでるロシアの人を冷ややかな目で見たりすることはしないようにしようと自分に言い聞かせる今日この頃です。

だけども自分の大切な人が、誰かに傷つけられたりしたらその時はたとえ何人であろうと許すことはできない。当たり前でしょう。それで黙ってるようなら人間やめます。

伊集院静さんの本には作家が文字にして世に出した作品には責任を持つ、という覚悟が随所に滲み出ている気がします。

今日も２冊借りてきました。

世間はGW真っ最中。

どうか小生と関わり合いのある方だけでもいいから楽しい連休を満喫なさってくださいね。