「70-40」 介護離職は・・・
2017.12.19 15:16
「80₋50」や「70-40」と言うのは、親が80歳や70歳で、子供が40歳、50歳という事、つまり、そのころに親の介護があり、そのために、会社を辞める=「介護離職」と言う問題が、多くなっていると言います。NHKでも放映していました。2011年~去年までには、5年間で、49万人、1年10万人の割合で、会社を辞めています。その上、収入がないので、親の年金を使ってもいます、すると、そのうちに、その金も無くなり、どこか働くにも、年齢からして働き口がないままで、貯金も底をつく状態となります。又、その人達には、独身のままでいる人も多いので、40歳・無職・独身・無収入と言うような、他から見ると、「なんでその年で無職・無収入?」と言う状態にあります。
50歳ともなると、企業においても、役職年齢であっても、退職対象の年齢とも目されます。いくら、法律上、企業にも、介護休暇制度が有っても、取りにくいのは確かであり、請求すれば、肩たたきの憂き目に遭いやすいと思うのは誰しもです。もちろん、人手不足の今は、すぐさまそうなることはなくても、一度離職すれば、再就職は不可能です。その年では。結局は、「介護の為に止めた」と言うのは、何の理由にもならず、自滅しやすいのです。故に、介護施設の利用をもっと早くから考えてそれに対応しなければならないのです。自分はあくまでも働く、その間に、親を介護施設に預ける体制。もちろん、介護費用が、多きな負担となります。子供が女性の場合、既婚であれば、夫の収入もあてにできますが、独身で、仕事もないとなると、余計にひどくなります。勿論,男も同じようなものですが。