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帰らざる日々 -モノを手放すタイミング

2017.12.20 01:35

年末は、「捨てるスイッチ」が入りやすいのでチャンス。

モノは捨てても、思い出は消えない。

そんなことをふと感じたできごとがまさに今。


FBで友達が、「ヘルメット」とお別れする写真。

あぁ、そうだ、私もちょっとだけバイクに乗ってた。

ライダーというにはおこがましい。

20代のごくごく短期間。


時代をレコードジャケットでふりかえるとこんな感じ。

永井博、鈴木英人、わたせせいぞう、イラストレーターが活躍してた。



ヘルメットを脱いだら、長い髪がバサッと。

首を振ると髪が揺れる、みたいなイメージが描かれ。

すっかり憧れ、免許をとる、バイクを買ったバブル時代。

あ、方向性間違ってたのか?(笑)

いえ、ちゃんと平野ノラ時代もありましたよ。

実際は、髪、サラサラじゃないから(笑)

ヘルメットで、頬が押されて跡が付くし。

天パだから、汗でくるくるしてくるし。


目の前を楽しい日々がぐるぐるまわる。

バイバイバイ、私のあのころ。


私も手放そうと思った。

最後に使ったのは、長男が小学校の時、15年前くらい。

盆踊りの仮装に、これでアシモに変身した。

回転寿司や、病院にいるペッパーくんのまえ。

ヘルメットかぶって、段ボールで体をつくったっけ。

写真がどこかにあるはずだけど、探せなかった。



よし、捨てる。

そう思って見に行ったら、すでになかった・・・

捨てたことすら、忘れてた・・・


モノがなくても、思い出は薄れないことを実感。

覚えてない自分が悲しいけど、潔いということで。


新年に新しい何かを手に入れたいなら。

モノも、気持も余白が必要。

クリスマスや、正月前に冷蔵庫を片づけるのと一緒。

いろいろ入ってくるだろうものを想定して、隙間をつくる。


もっとエリアを広げて、隙間や余白をつくるには。

やっぱり手放すしかない、と私は思う。

チャンスはいま!

毎年同じことを言ってる気もするけど。

繰り返し、でもやらないよりいい、うん。

来年を夢見て、宝くじもいいけど、捨てよう。