新しい自分へReborn:磐のポータルをくぐる
今年のGW、雨が降ったりもしていますが、3日はいいお天気になりましたね。
この日、生駒山系の北端にある「磐船神社」へ初参詣。
以前から行ってみたいと思っていたので、思い立ったが吉日と、出かけてよかったです。
ここは、巨石「天の磐船」を御神体とする、天孫饒速日命(ニギハヤヒノミコト)の聖地。
この天の磐船に乗り天孫である饒速日命が降臨されたとされています。
確かに船のような形にも思える巨大な岩。
これ以外にもたくさんの大きな岩があり、天の磐船はもたれあって浮いているかにも感じられます。
磐船神社では「岩窟めぐり」を体験できます。
ここは神道家や修験者の行場です。
気を引き締めてね、と諸注意の説明をお聞きして臨みます。
落とすといけないとスマホは置いて行きましたので、中の写真がなくてごめんなさい🙏
磐船神社 岩窟めぐり
などで検索されるとたくさん画像が出てくると思いますので、ご興味ありましたらお調べください。
御神体の側を下に潜るように降りていくと、立派な岩々が出迎えてくださいます。
途中、狭い穴のような隙間を足からくぐり抜けるところがあります。
隙間に入ると足元は見えない体勢になり、少しドキドキしますが、
先に行っていた彼(夫氏)が「そっちじゃないよ」と足の置き場をアドバイスしてくれたので、難なくクリア。
足からですが、ある意味
産道を抜け出るようなものでありましょう。
修行をされる方であれば、
禊ぎを済ませておられることでしょうが、さらにここを通るたび毎に、この日の行へ新たかに臨む準備が完成されるのかもしれません。
そのつもりで通れば、こういう場所は、
今いるところとは別の次元へのポータルとなり得るのではないでしょうか。
ともあれ、足を滑らせることもなく、
2人とも無事に生まれ直し?生まれ変わり?ができました。
岩に抱かれる空間は、意外にも優しく馴染ませてくださるようでいて甘さはなく、まさに自然。
季節、お天気の賜物でもあったでしょう。
気持ちのよい体験となりました。
次の機会にはもう少しゆっくり中で過ごしたいと思います。
境内を出ても、いい感じ。
そばを流れる天野川(また名前が良いですよね〜♪)から流れてくるのでしょう、せせらぎと陽の光と、トンボにさらに癒されました。
それにしても、
「磐座」にどこか惹かれます。
八百万の神と共に生きてきた
自然に神を観る
日本(ヤマト)の遺伝子のなせるワザでしょうか。
磐船神社だとあちこちにあるような古い大きな岩はみんな、
神さまと言えば神さまだし、
地球の先輩、という感じがして、
とてもパワフルで奥行きのある存在のように思えます。
そういえば、しばらく前に久々に訪れた保久良神社(カタカムナ神社)にも磐座が。
昨年訪れた沖縄の斎場御嶽も巨石が場を成していました。
自然はいつも
根源へ戻るための何かを
教えてくれる気がします。
みなさまもぜひ
山へ海へ川へ森へ
お出かけの機会をお持ちになってくださいませね。
磐船神社の岩窟めぐりをされる場合は、
汚れても構わない服装と、滑りにくい靴で行かれることをオススメします。
受付時間やお休みの日など調べてお出かけくださいね。
アクセスは車が一番便利です。
この後も素敵な休日をお過ごしください。
お休みじゃないの、という方も、佳き日の重ねとなりますように。
♡♡♡
次回のワークショップ(グループセッション)は
2022年5月29日(日)13:30〜16:00 の予定です。
プライベート、セミプライベートセッションも承ります。個別に日時を設定いたします。
お気軽にご相談ください。
▼5月29日のワークショップのご案内はこちら▼