布引五本松ダム(ぬのびきごほんまつだむ)
新幹線の待ち時間を利用してちょっとだけ足を延ばしてやってきた。
日本最古のコンクリートダムということらしい。
2001年度から堤体の耐震補強と堆積した土砂の浚渫工事を実施している。
型式 :重力式コンクリート
目的 :水道用水
堤高 :33.3m
堤頂長 :110.3m
河川 :生田川水系 生田川
総貯水量 :60.1万㎥
ダム湖 :布引貯水池
着手/竣工 :1897/1900、2001/2004
新神戸駅から徒歩でやってきたが途中のかずら橋を左折してしまい山登りの様相になってきた。
おかしいなと思いつつも後方から親子連れらしき二人組も同じ方向へ進んできた。
てっきりダムを目指しているのかと思い進行方向に間違いなしと歩を進めていたところ声をかけられた。
布引の滝に行きたかったらしい。
布引の滝があることは事前に確認して知っていたが、こちらはダムを目指していたので滝の具体的な場所までは把握していない。
スマホで確認すると滝はこちらの方向ではないらしいことを伝えると二人組は山を降りていった。
あとでじっくり調べたところ布引の滝は4つある滝の総称でそれぞれの滝には別名がついていた。
別名の方であれば、ここへ来る途中に滝の案内が出ていたぞ。
新神戸の駅付近にも布引の滝方面と案内が出ていたが、滝のそばまで来たときの案内が個別の滝の名称での案内になっていては辿り着けないよなぁ。ひどい。
ところが・・・である。
こちらはダムへ向かって進んでいるつもりだったが山が深くなってきてしまった。
とうとう瀧山城跡という場所にでた。
地図的には右手は堤体を通り越してダム湖になっているが木々が生い茂りダム湖は見えない。
少し戻った方が良さそうだと思い戻ることにしたが、どうもこのルートでは堤体を見ることはできそうもない。
結局、かずら橋まで戻ってきた。
たまたま通りかかった地元の方に確認したところ、ダムへ行くにはかずら橋を渡らずに直進すればよかったようだ。
1時間も寄り道をしてやっと辿り着いた布引五本松ダム。
本当はそんなに遠くないのに遠かった。
歩く気力も失せてしまったので帰りはロープウェイで下山することにした。
上空からダムを見られるし・・・