【ブラリフェス/朝霧JAM】キャンプインフェスの楽しさを確認する場所。
朝霧JAM
10.07〜08@ 富士山麓朝霧アリーナ・ふもとっぱら
朝霧JAMには、ここ数年はキャンプよろず相談所のメンバーとして参加している。開催前日の金曜に入って月曜まで。キャンプよろず相談といっても、朝霧JAMに参加する人たちはキャンプインフェスに慣れているような人が多く、相談はそれほど多くない。今年、自分が受けたテント関係での相談は2件のみ。一番多いのが、キャリーカートのタイヤ付近の破損。キャンプ道具だけではなく、食材や飲み物など、「これ、朝霧JAM期間中に消費できるの?」って思ってしまうほどの、相当な量の荷物の重さによって、タイヤ付近が悲鳴をあげてしまう。火を使っていいBサイトに行く人は荷物が多くなりキャリーカートを使っているけれど、このBサイトの道が砂利が多く起伏も激しい。朝霧JAMでキャリーカートを使う場合は、タイヤが太く、頑丈に作られているものの方が絶対にいい。値段で判断するわけではないのだけど、安価のものは壊れる可能性が高い。
相談所勤務(と言っていいのかどうかわからないが)が長く、見ることができたライブは、初日がD.A.Nとカール・クレイグ、二日目がSuchmosくらい。2日間のフェスで見た数としては、確かに少ないだろう。けれど朝霧JAMはライブを見ることよりも、そこにいることが楽しい。金曜の夜に強く降った雨によって、かなり足場は悪かった。富士山が見えたのは土曜の早朝の一瞬だけ。それでも楽しい時間だ。そこにいていろんな人と会うことが、朝霧JAMへ行く一番の理由だ。
朝霧JAMでは、ロープや紐を使っての場所取りが禁止されている。けれど多くの人が、後から来る友人たちの場所も押さえておきたいという気持ちなのだろう、紐を使って自分たちの場所を確保していた。数年前に比べればそれほど込んでいないけど、それでも来場するすべての人が満足するほどゆったりしたスペースがキャンプサイトにあるわけではない。みんながシェアして、気持ちいい時間が過ごせるようになることを願っている。