インパクトがあってキャッチーで、評価される中身
楽譜の書き込みについていろんな意見を交わされていましたが、4年も前に書かれた記事だったんですね。
あ、何の話かといいますと、元はこの記事。
直接リンクが貼れなかったのでツイートお借りします。
至極真っ当なご意見で、内容としては100%賛成です。
ちょっとしか検索していないのでわかりませんが、この記事についてリツイートされているプロの音楽家の方々も皆様同意見でした。
一方、多分アマチュアとして活動をされているであろう、特に中高生で吹奏楽部の方々の意見が辛辣という点が興味深い。
このようなご意見が多いように感じました。
これはbotでしょうが、中の人はやはり中高生か、吹奏楽経験者でしょう。
楽譜の書き込みについて、専門的な話は「ラッパの吹き方」のブログにだいぶ前に書いたのでよろしければご覧ください。
今回のプロとアマチュアの温度差は内容ではなく文章が、「プロとして学生に物申す」みたいな、若干上から目線のように感じる書き方が原因だったと思います。書き込みをしている人が全部ダメのような印象を冒頭で受けてしまうところでしょう。
Twitterが顕著ですが、貼り付けられた画像や、要約された文の冒頭ですべてが決まってしまい、リンク先にすべてが書かれていてもほぼ誰も見ていないままに、リツイートで煽られた人たちがさらに何用も確認せずにリツイート。これで炎上するんですよね。
例えばこれ。
Twitterの特徴として記事の見出しだけで切れてしまうんで、まるでみんなが気軽にお焼香できるよ!車降りる手間がはぶけて便利だね!
と勘違いされているようです。しかし本文の冒頭で
『身体の不自由な高齢者らが葬儀に参列する負担を減らそうと(以下略)』
と書いてあります。僕はこれ、テレビのニュースで先に見たのでそういった先入観なかったのですが、でもスマホだとリンクしてちゃんと記事を読み始めないとここにたどり着かない。で、勘違いされる。炎上する。
Twitterの持つパワーと恐ろしさですよ。
でもこれって、かなり大昔からあったわけで、例えば関東大震災のときにはありえないデマが飛び交い、石油がなくなると言えばトイレットペーパーを買い占める人が続出し、災害が起こればコンビニの食品が棚から消える。
東日本大震災でも、ちょっと冷静に考えて、根拠を調べて発信元を辿れば決して慌てるようなことじゃない事柄ばかりのデマがSNSで拡散され、一生懸命注意喚起している人たちに流された人たちがたくさんいました。
厄介なのは、その煽っていた人たちが、自分がそのデマに加担していた自覚がまるでないこと。
煽られた人もすぐ忘れるということ。
だって今ガイガーカウンターで道路や公園の放射線量測定して、子供に歩かせる道を決めている親、いないでしょ。なんでやめたの?放射線ってそんなもんなの?子供に何かあったら、心配だからやってたんじゃないの?って思い出すたびクスっと笑ってしまいます。
僕もインターネットでいろいろ書いていますが、内容や本質よりも「受ける印象」が何よりも大きいという点は理解しておかなければならないと思います。
しかし、内容がずさんだったらり、薄ければ、最初のインパクトだけで継続はされません。
だからインパクトがあって、キャッチーで、そして継続的に評価される中身。これが揃っていないとこの先見てくれる人は誰もいなくなり、すぐ埋もれてしまう、ということでしょうね。
そんな中、昨年3月に発売開始した僕の教則本「トランペット ウォームアップ本」は、Amazonのみの販売にも関わらず、今年9月末時点でおよそ650冊以上を販売しているようです。昨日も(一番小さなカテゴリではありますが)、売り上げ2位だったのを偶然見ました。
非常にありがたい限りです。
そんな風に最後に宣伝を入れてお開き。
荻原明(おぎわらあきら)