“新作公開記念!?”ウルトラマンのピンチを救ったカンフーとブルース・リーの功績についての考察と庵野秀明氏への提言等々
来週土曜日の5月13日に公開される“シン・ウルトラマン”ですが、どんな作品になるのか楽しみですね!
エヴァンゲリオンで著名な庵野秀明氏が企画・脚本を担当する事で、斬新な世界観が演出されるでしょう。
シン・ゴジラでも、今迄に無いゴジラ像を生み出して、日本の映画史を塗り替えたので、本作の公開が待ち遠しいです。
ウルトラマンシリーズは、時代に合わせて作風やテーマを変えて製作されてきました。
1980年、学園とロックテイストを加えた“ウルトラマン80”
2006年、過去の作品を回顧した“ウルトラマンメビウス”
2013年、高校生の青春をテーマとした“ウルトラマンギンガ”
様々なテーマがあるのですが、カンフーを学ぶ当会から本シリーズを語る場合、
1974年放送の『ウルトラマンレオ』は必ず挙げなければならない作品です。
本作は、苦難に満ちていました。
時代背景は、1973年の第四次中東戦争!
OPEC各国が、石油価格引き上げやイスラエル支援国に対する石油供給を制限したのです。
いわゆる、“第一次オイルショック”です!
石油価格の高騰による景気後退のさなか、1973年からレオの製作を開始した円谷プロもこのあおりをくらい、スポンサーからの制作費が大幅に削減されました。
キャスト人数の削減
怪獣の着ぐるみ製造費の削減
防衛基地セットの維持費の削減
などはもちろんのこと、
“合成映像の編集や火薬爆発等の予算”
までが制限される事になったのです!
この為、今までのウルトラマン作品の特色であった光線技を控えて、高度な格闘シーンを演じる事が役者とスーツアクターに求められました。
そんな中で注目されたのが、1973年にブームとなったブルース・リー主演の『燃えよドラゴン』でした!
ブルース・リーの斬新なカンフーアクションを取り入れて、怪獣達との格闘を繰り広げる事で、見せ場を作る事になったのです。
本作では、激しい肉弾戦やカンフーの立ち回りが多々用いられています。
劇中で、煙突を分解してヌンチャクを扱うレオに注目です。
(1:37からの映像を参照。あっという間に破壊されます( >Д<;))
本作は、シリーズ屈指の厳しい環境の下、カンフーを採用する事でこの困難を克服し製作されたのです!
ブルース・リーやカンフーが無ければ、日本が世界に誇るウルトラマンシリーズは製作できずに、終了していたのかもしれません!
ちなみに、本作で空手を操る主人公・おおとりゲンを演じた役者・真夏竜氏は、私生活で大病を患いました。
しかし、奇跡的な回復を遂げ、2007年のウルトラマンメビウスや2009年のウルトラマンゼロに武術を教える師匠役として出演し、レオを感動的に復活させました。
そして、レオのヌンチャクは引き継がれます。
2020年の“ウルトラマンゼット”では、スラッガーを外して、閃光を放つヌンチャクが必殺技となりました。
映像技術が進歩して、より鮮やかなアクションとなりましたね。
数々の地球や人類のピンチを救ってきたウルトラマンシリーズは、経済危機の際にブルース・リーやカンフーに救われたのですね!
幅広い世代に世界中で愛されるウルトラマンも、こんな苦難の時代を経て、1966年から2022年の今日まで続いたのです。
現在もウクライナ戦争や円安の影響で石油やガソリン価格の高騰が続いて、景気低迷に陥りつつあります。
そんな中で、ウルトラマンも、もう一度カンフーを用いて戦う必要があるのかもしれません!
庵野秀明様!
次回の“シン・ウルトラマンレオ”では、更に洗練したカンフーを用いて下さい。
ジェット・リーやドニー・イェンあたりを武術指導に呼んでもいいかもしれません。
そんなウルトラマンのピンチを救ったカンフーを、皆さんも学んでみましょう!
芸は身を助ける!
景気低迷に打ち克ち、人生の可能性を広げる為に、カンフーを練習しましょう!
男女不問!
経験不問!
二年生以上も歓迎!
他大生も歓迎!
掛け持ちもOK!
先ずは見学から!
カンフーに興味のある大学生の皆さんの連絡をお待ちしております。
問合先︰⇩
A.横洲 ︰ yokoikasu@gmail.com
(御名前、連絡先、大学名、年次等を記載の上、ご連絡下さい)