動物薬卸業から視る動物病院経営の実情と「これから」“モノ”だけでなく“コト”を伝える重要性
『QIXプロフェッショナルメンバーズ』特別コンテンツ
2022年4月より新たな体制で動物病院のサポートに取り組んでいく森久保CAメディカル株式会社。
同社代表取締役社長の鈴木氏をお招きし、動物薬卸業の立場から視る今後の動物病院の経営についての課題や、森久保CAメディカル株式会社の新たな役割や目指すところ、さらには同社だからこそできるこれからの経営支援についてのお話を伺いました。
【テーマ】
- 森久保CAメディカル株式会社の主な事業内容
- 動物薬卸業から視る動物病院経営の実情
- 新しい森久保CAメディカル株式会社の「これから」
- 森久保薬品株式会社および森久保CAメディカル株式会社としてQIXに期待すること
■森久保CAメディカル株式会社の主な事業内容
動物薬卸業の基本的な役割と行っている主な事業
生田目:今回は、動物病院向けに動物医薬品販売代理事業を展開されている森久保CAメディカル株式会社の代表取締役社長、鈴木登志夫さんにお話を伺います。よろしくお願いいたします。
鈴木:よろしくお願いいたします。
生田目:4月に森久保薬品株式会社の子会社となる森久保CAメディカル株式会社(以下森久保CAメディカル)が発足され、代表取締役社長に就任されたのですよね。おめでとうございます。早速ですが、改めて動物薬卸業の基本的役割と、森久保CAメディカルの主な事業についてお聞かせいただけますか?
鈴木:ありがとうございます。まず、動物薬卸業の基本的な役割は、大きく3つあります。1つ目は動物病院や畜産農家への各種医薬品や商品の安定供給。2つ目はそれに付随する情報の提供。3つ目は各施設や農場の運営に関わるアドバイスやサポートです。森久保CAメディカルの事業は、これらのサービスを動物病院、CA領域に向けて行うことです。
生田目:今、大体どれくらいの品目数を扱っているのですか?
鈴木:動物向けの薬やフードなどSKU(ストック・キーピング・ユニット)にはなりますが、大体2万品目くらいあります。
生田目:2万品目もあるのですね。そうなると、会社を分けることによるシステムの移行も大変だったのではないでしょうか。
鈴木:薬やフードに加えて医療機器などもあるので、全部にJANコードをつけるのが少し大変でしたが、問題なく移行は完了しました。それぞれが分かれたことで、より専門的なサポートが可能になりました。
森久保CAメディカル株式会社と今までの森久保薬品株式会社の違いとは?
生田目:森久保CAメディカルさんの主な事業は動物病院を対象とされる事業ということですが、なぜ、森久保薬品株式会社と事業を分担して行うことになったのでしょうか?
鈴木:畜産とCA(コンパニオンアニマル)では…
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