ホークス助っ人列伝3~ダイエー初優勝を決めたクローザー・ペドラザ~
2017.12.21 04:35
もし彼がダイエーホークスに入団しなければ
もしかしたら今の常勝ホークスの歴史は大きく変わっていたかもしれない。
ロドニー・ペドラザ。
1991年モントリオール・エクスポズに入団。
ロッキーズなどを経て1999年4月にダイエーホークスに入団した。
シーズンが始まってからの入団。
これまでも何人も何人も外国人投手は期待を裏切り続けていたので
最初は正直期待していなかった。
ところが・・・
大活躍である。
アメリカでは先発が主だったため、先発要員として入団したのだが
尾花投手コーチがクローザーとしての起用を提言。
5月1日に初登板を飾ると、8日にプロ初セーブ。
その後はクローザーとして
藤井、吉田、篠原とともに勝利の方程式の一員に。
48試合に登板し、3勝1敗27セーブ。防御率1.98
優勝を決めた試合も
日本一を決めた試合も
最後のマウンドには彼がいた。
翌2000年は35セーブ、2001年34セーブで
2年連続最優秀救援投手のタイトルを獲得。
2002年は勤続疲労の影響か34試合に登板し1勝2敗21セーブ
防御率2.83と大きく成績を落とす。
この年ダイエーを退団したペドラザは
2003年巨人でプレーするも、7試合の登板に終わりこの年引退した。
ホークス在籍は4年間だけだったが、彼がチームに残した功績は大きい。
その後もファルケンボーグ、そしてサファテと
ホークスが強い時には、立派な助っ人が後ろに控えている。