ぶたいかんとく/『職業的天使の祈り』
昨日に引き続き5月とは思えない気温ですね。最近は何を着ても不正解な気がしてなりません。今日は流石に半そでかな?
どうもこんにちは。劇団木霊69期の立山亜佑です。本公演では舞台監督を務めさせていただきます。なんと今回が初トップ!早速さまざまな「やらかし」を重ねていますが、周りの同期や先輩に支えられながら時に落ち込み、時にヤケになりながら頑張っております。みんなありがとう。これからもよろしくね。
(木霊アトリエの周りは自然がいっぱい!生命力強めの植物が集まってます🪴)
さて「ぶたいかんとく」って一体何者なんでしょう?監督っていうんだからカチンコでも振り回しているのかしら…というあなた!ペーペーの私と一緒に舞台監督のお仕事をおさらいしていきましょ。
🍎LINEグループの作成🍎
🍎通し🍎
名前の通り週に一度、完成したところまで通します。これを本番まで、今回だと計五回行います。舞台監督のお仕事はこの通しの運営です。まずは日程調整。誰が出席するのか確認し、あらかじめ参加できないセクショントップから進捗報告をもらいます。このリマインドがちょっと苦手。特にGW中は曜日感覚が無くなってしまい、夜になって小さい悲鳴を上げることもしばしば。
さて通し当日。「〇〇開始5分前です!」というように時間管理をします。これは時計とにらめっこ。腕時計があればいいんですけど、部屋が汚すぎて見つからず…こういう探し物している時って、ついつい片付けとか始めちゃいますよね。いつになったら見つかるのやら。
通しの始める前には全体であいさつします。空気を締めるためにもとても大事なので、ここを噛まずにバシッと言えるとうれしい。
通しのあとはスタッフミーティングを行います。ここでは各セクションごとに進捗と残りの作業(残サ、と言います)について報告をもらいます。ここはメモ魔になって、トップの皆さんの報告を控えるのもお仕事の一つ。ここでちゃんと書かないと、あとでまとめる時に????となるので注意!
🍎本番週のタイスケ作成🍎
本番週のスケジュールを作成します。ここはExcelの出番!ちゃんとセルを結合できるかな…?なんちゃって。
🍎本番週🍎
本番週とは本番と本番のための準備を合わせた期間のこと。何も本番だけみんなでそろってやればいいんじゃないんですね。
まずは仕込み作業。いつものアトリエから公演仕様に作り替えていきます。音響や照明班は機材のつり込み、私たちは遮光や舞台裏を見せないようにする暗幕暗幕つり、足音が響かないようにパンチ(硬くて分厚い布)というものをひいたりします。
(木霊アトリエで作業するとき用のジャージ。先日の舞台作業でペンキつけちゃいました…ショック!)
さてこれらが終わったら場当たりとテクリハです。お芝居そのものは一時間を超えてしまうので、頭から最後までいちいち最初から通していたらきりがありませんよね?ですので音響や照明の変化があるシーン(=きっかけ)を抜粋して役者と音響・照明を合わせていくわけです。これが場当たりとテクリハにあたります。ではこの時舞台監督は何をしているかといいますと、これらの時間管理です。今回はきっかけ数が多くなりそう(予想)なので、ちゃんと終わらせられるか心配…でも精一杯がんばるぞ!!!
そこからゲネを経てついに本番です!開演キューを出すのも私たちの役割なんですよ。このブログを読んでるのはやっぱり本公演が気になっている人、それとも入団を考えている人でしょうか?こんな感じで公演の裏ではいろんな人が動いています。ぜひぜひ、見にいらしてくださいね。
さてさて五月のアトリエはなかなか気持ちいもので、入口に覆いかぶさるように茂っている木(もう一年は通っていますがあれは結局なんという名前の木なんでしょう…?)が作る木漏れ日を見ていると、溜まりにたまって部屋の隅で小さな山を築いている洗濯物なんか忘れて穏やかな気持ちになりますね。
私のお気に入りスポットは大熊講堂裏の扉を開けてすぐ左の階段、ここが一番日当たりがいいんです。ぼけーっと座りながら食べるお昼ご飯は何よりおいしい…
そうそう、お昼ご飯といえば最近わせだの弁当屋、通称「わせ弁」ばかり食べています。ここ、安くてボリュームがあっておいしいんですよ。文学部や文化構想学部のある戸山キャンパスからは少し離れているので、なかには知らない人もいるのかな?木霊のアトリエを出て十字路を渡ってすぐ、郵便局の近くにあるお弁当屋さんです。たっぷりの白飯の上に揚げ物がそれこそ山のようにのっています。これで400円で済むんですから魅力的ですよね。初めて食べる方は比較的胃に優しい「茄子カラ弁当」はいかがでしょう。半分くらいナスで覆われているので胃もたれしにくいんじゃないかな?
本番週もわせ弁を食べたい気持ちはありますが、一週間も食べつづけたら太っちゃうかも??
唐揚げの匂いがする人とすれ違ったらきっと私です笑
劇団木霊2022年本公演
『職業的天使の祈り』
作・演出 | 峯川遼子
日時 | 5月26日(木)~29日(日)
5月26日 17:00-
5月27日 17:00-
5月28日 12:00-/17:00-
5月29日 12:00-/17:00-
予約 |
(立山亜佑扱い)
※新型コロナウィルス感染症対策として、ご予約時に緊急連絡先のご入力をお願いします。
※上記の理由からご予約はおひとり様ずつ受け付けています。
料金 |
無料(フリーカンパ制)
公演形態 |
有観客公演@早稲田大学大隈講堂裏劇団木霊アトリエ
記録映像公開 |
5月30日(月)~6月30日(木)
※記録映像の視聴へのご予約は不要です。
※公開される映像は記録用となります。そのため劇場と見え方が大きく異なる場合がございます。
ぜひ有観客公演にご予約ください。
役者 |
大石水月 きよすけ 橘美海 富樫萌々香 春名高歩 幸
スタッフ |
演出補佐 | 鏡原すず 北川はる [劇団森] 髙橋幸寛 藤枝拓磨 ホシダマサオミ
舞台監督 | 立山亜佑
舞台監督補佐 | スミタシオン 藤枝拓磨
舞台美術 | 薄田千夏
舞台美術補佐 | 臣
音響 | 近藤侑羽
音響補佐 | 公©
音響操作 | 近藤侑羽
照明 | 麗乃
照明補佐 | 中村仁 [しらすの夕立ち] 臣
照明吊り込み | こう良 由利綾
照明操作 | 木下みのり
配信 | 峯川遼子
衣装 | 星りこ
衣装補佐 | コウシロウオヤマ [劇団森]
制作 | 樹田ひなた
制作補佐 | 園部綾香 にいづま久実
宣伝美術 | 園部綾香
宣伝美術補佐 | 大石水月 亀川ふみか
Web | 鏡原すず
Web 補佐 | 園部綾香
撮影 | 笠羽流雨 [倒藝家] 髙橋幸寛