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ミシェルの偏差値

2022.05.06 12:54

遅刻ブログ第二弾!


会期延長されていた

“ストーンテープ〜見たら呪われる展示〜”最終日駆け込みで行くことができた


⚠︎もう展示期間が終わってしまったのでネタバレとかあまり気にしてないです あと人によっては怖いかもです


見たら呪われる、そんな言葉をぶら下げて怖いもの見たさという被虐的思考に突き動かされた私たちを待ち受けた展示。

駅から少し離れ、奥まった路地にある古民家の様なギャラリーを覗き見て感じたことを簡単に書き記します


・会場に着き思い引き戸を開けると土間にはひとつも靴がなく、私以外に誰もいないのかもしれないと少しどきっとした 同時にサンダルで来てしまったことをかなり後悔した

靴を脱ぐべきかそのまま上がり込むべきか、かなり迷った挙句展示とはいえ人の家に上がる行為に他ならないと思い直し靴は持って見ることに


・1階には居住空間の所々にブラウン管のテレビが置かれ、その場所を写し続けた映像がループで流れている 家族と思われる人の声がその映像の中に入り込んでいるのを聞きながら進んだ


タンスや押し入れなど勝手に開けて見たりする。

カーテンを開けて見たタンスには引き出しごとにテープが貼ってあり「さらし、手ぬぐい、布」 「シーツ」等が書かれたもののほか「仮面」と赤い字で書かれた引き出しの中に目の部分だけ穴が空いた真っ白なマスクが仕舞われていた


キッチンには水が張られっぱなしのシンク、中身がぎゅうぎゅうの冷蔵庫、注がれたままの茶やカビの生えたまま放置されている山菜の漬物。

この時点でかなり嫌な予感を感じ取り先がどんどん不安になる。


・家に入った時点から物音を立たせていた鑑賞者の女性と出くわす。「さっき入口に人がいてびっくりしましたよね」声をかけられそうか?と思いながら「ああ…」と曖昧に返事をした直後、浴槽のギリギリまで水の張られた風呂場を見た。洗濯機に目を奪われ中を見ようと先へ進む

奥はどうなっているのだろうと覗き込むと、人。

水色の作業服を着た男性が真正面を見て突っ立っていた。

さっきの人が言っていたのはこれか!「うわ!」と思わず声が出た。


後でもう一度こわごわと見に行ったのだがマジの人が1ミリも動かずそこにいた


呪詛の様なものが寝室の神棚っぽい物の上に無造作に置かれていた



・一通り1階を見終わったので2階へ


上がるとHPにも書かれていた例の警告が。

嫌だなあと思いながらもさっきの女性が何か物音を立てている雰囲気を察知したので勇気を出し背中を押されたかの様に扉を開けるとコンセントが刺さった掃除機がどんと置かれていた


なんだと思い畳の方まで上がって掃除機まで近づく。黒いしみ。

理解力が乏しくとも一瞬で色々頭によぎった。最悪だ…と裸足で訪れてしまったことを改めてめちゃくちゃ後悔した


よく目を凝らして観察するとフローリング側に血痕の様なものや天井に赤い手形の様なシミを発見。本当に嫌な気分になり部屋にいるのはやめようと早々に退散



最後玄関で見つけたこれは何だったんでしょうか

ここに訪れることを決めた時点で私は呪われているのでしょうか



大体のことはなんとなく想像がついたけど、自分の理解の追いつかない謎な部分が嫌に架空の妄想を掻き立てるような展示でした




これから風呂入るのめっちゃ嫌だーーーーーーー

ちょっと質問返答編から脱線しましたが今回はここでさようなら。