カドムネボソアリ
2017.12.21 10:09
フタフシアリ亜科
ムネボソアリ属
日本には16種が知られており、岐阜県では8種確認されています。
カドムネボソアリ( Temnothorax koreanus ):岐阜県全域に分布します。明るい環境に生育するサクラなどの樹皮下に営巣しますが、比較的まれな種類です。体長:2~2.5mm。
写真①:樹幹を歩行する働きアリ。前胸部側縁(矢印)が角張るのが特徴。高山市 15.VI.2016
写真②:樹皮下の働きアリ。前胸部側縁(矢印)は角張る。岐阜市 21.IV.2016
写真③:樹幹を歩く働きアリ。胸部の色彩には変異があり、この個体は黒色個体。高山市 15.VI.2016
写真④:胸部・腹柄節・後腹柄節が赤褐色の働きアリ。岐阜市 21.IV.2016
写真⑤:働きアリを側面から。高山市 15.VI.2016
写真⑥:女王アリ。各務原市 採集日:26.VIII.2007
写真⑦:オスアリ。飼育