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藤村邦&渡辺俊之の日々

昭和の頃

2022.05.07 21:25

 ある患者さんが写真絵はがきと詩を出版したので買った。私は写真も絵も好きだし、写真葉書は昭和の郷愁を刺激するものばかりで良かった。

 昭和の時代、放課後のあちこちで、ベーゴマや縄跳びをする子ども達を見かけた。中学・高校の頃は、学ランきて座るヤンキー学生もいた。夜になる花火。時効だが、高校帰りに高崎で「雀玉」というパチンコ玉で麻雀役をつくるものを学ランだけ脱いで遊んでた。高校時代の友達の家の近くにはフランス座というストリップ小屋があり、柳川町が華やかだった時代だ。

 平成になりゲームの影響なのだろう。皆、家に籠もるようになった。私が大学生の時にスペースインベーダーが出て喫茶店の多くがゲーム場になり、遊びはゲームに奪われていく。

 学校行かない中高生がやってくる。

 学校は行ったほうがいいので、壁やバリアになっていることが「不安」や「被害感」であれば「それが悪いのだ、やっつけよう!」と抗不安薬でのりきれることも多い。

 しかし、高校くらいになると「いんじゃないの行かなくて、ま、高校の先を考えておこう」と伝える。ヤンキーでたむろする世界はなくなったし、外に居場所を作るのは難しい。しかし、バイトはやってたりする子もいる。バイトやれるなら大したものだ。高校なんかという枠にとらわれず生きればよい。高校卒業証書が欲しくなったら認定試験受ければよい。めんどくさいから卒業だけしよっかという子もいる。

 平成の歌娘なのに、昭和風の宇多田ヒカルさんビデオクリップが好きで何度も見てる。