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Satoshi motosawa DECOHAIR

ボクがヘアカラーをウエット状態で塗る理由。

2015.11.29 06:36

ボクはヘアカラーを塗る際、髪の毛はかなりのウエット状態で塗ります。




あくまでも乾いた髪に染めることが悪いと言う意味で書くわけではなく、自分が美容師として、自分や、スタッフの技術。状況、そしてお客様の髪の毛コンディションetc・・・と、色々踏まえた上での最良な手段であろうと思ってやっている事です。





美容師として、いろんな考え方があります。ボクも同僚やら他店の美容師と意見交換をしたこともあります。




・ウエット状態で塗れば色味が薄まりませんか?

・発色が悪くないですか?

・ホイルワークなんか入れる時にイメージしずらくないですか?


こんな感じの事を後輩やらなにやらに聞かれたりした事あります。言うならばウエット状態の髪の毛に塗る際に起きるであろうデメリットの部分です。


いやごもっとも。いくら処理剤などトリートメント成分なとで濡らしているとはいえ水分がかなり髪に入ってる状態ですから、当然ながら色は薄まりますよ。




ではなぜボクはウエットで塗るのか。それは


傷まないから。


もちろんウエットで塗布したからダメージがゼロという意味ではないですよ。


付け加えるとしたらあとは塗りやすいという事。コーミングしやすいですし、カラー剤など薬品が髪の毛についてる状態の時のコーミングは実は非常にテクニックが必要です。






髪にテンションをかけず、櫛を返さず梳かさなければなりません。

ドライ毛で毛先までカラー剤を塗布させる場合コーミングはキューティクルを傷つけ、一緒に髪の脂分であるCMCを破壊する恐れがある事を念頭に置かねばなりませんよ。



だって傷んじゃうもん。なるべく傷ませないために。




ボクのサロンワークではなかなかボクがお1人に付きっきりでヘアカラーを塗ってあげたり出来ません。出来ればもちろん良いんですが。


アシスタントに任せる場合があります。そういう場合ドライ状態の髪の毛を塗らせる事を、技術レベルがそれぞれ違うスタッフ達に任せるよりも、ウエット状態でよりダメージから遠ざけたスタンスで塗らせた方がいいと言う考えもあるわけです。


(もちろん全員がハイクオリティなヘアカラーの塗り方を出来るのが一番ですし、目指してますが。)



これは美容室や、美容師によって考えも違いますし、使用している薬品メーカーさん、トリートメントや、スタッフの技術レベルに応じて状況はありますので、いつも行ってる美容室は髪を乾かしてからヘアカラー塗ってるんだけど?ヤバイの?みたいな事はありませんし、それが間違いというわけではありません。



メリット、デメリットを考えた上で、ボクが判断した手段、手法の一つです。

もちろんウエットで塗布するという考えでレシピ、放置時間も決めています。色味が薄いどうこうというを言われた事もありません。


永くヘアカラーを楽しんで頂きたいからこそ、美しい色、そしてその髪を担当するという責任を負っているボクとしての選択なのであります。

やっぱりこうやってヘアカラー後はツヤツヤで仕上げたいっすよねー。