豆電球と回路。
小学6年生と一緒に、小学4年生の理科の中学受験問題集に
挑みました。過去問を見ていると、私立も一貫校もそうですが、
比較的基本事項を深掘りして聞いてくる性質があります。
特に理科でいうと、中学受験教材の4年上とか下にあたる、
化学とか物理の領域がやっていてピッタリです。
5年生向けの中学受験教材よりも、4年生向けのものの方が
中堅校の受験に対する重要性が高いように思われます。
佐賀においては、ですが。
今日は、先週授業をした豆電球と回路の復習を実施しました。
この辺りは中学2年生に指導をしていても、やっぱり
公式だよりで感覚が備わっていないケースが多く見られ、
豆電球レベルでまずはしっくりといくまで
イメージを作っておけるということの重要性を感じます。
基本的には、一本の回路に電池一つ、豆電球一つが
あるときに流れる電流を1とする、という比の考え方を
6年生では使ってイメージを作っていきます。
特に理解が難しいのは並列回路ですが、
並列になっている場合、それを必ず
一回りの導線上で考えて並列部を隠しながら
考えていくという手法を取っていきます。
演習を行いながら納得が増えていき、
正答率もかなり高まりました。
まだ完璧ではないので、自学ノートに
今日の解説を必ずまとめ直すように、と
伝えて授業を終えました。
冬は全10回×3時間+演習で構成しました。
理科の水溶液、天体を最後の授業の仕上げとし、
社会は近代史の洗い直し、算数は幾何とグラフを
中心に、国語は過去問を解くことによって、
今年度は最終的な仕上げを行っていきます。
もちろん、授業で新しく習うこと以外にも、
これまでできるようになったことの最終チェックも
必ず実施していき、日当たりの学習時間は
8時間〜10時間を想定しています。
今、一番の伸び盛りです。
そして、詰めの時期です。
受験まで、あと2週間。