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2022.04.28(木) 会社に行って大急ぎで帰宅してから、ちひろさんとの 『時間旅行スペシャル 第一回』に参加しました

2022.04.28 14:59

画像は、2013年に訪れた開田高原の木曽馬牧場です。


近くにある旅館 "風里 (かざり)" が大変素晴らしいので、是非一度❣️と勧められて、初めて訪ねたのですが、聞いた以上の桃源郷かと見間違うくらい素晴らしい陸路と宿でした。


で、家人と2人で牧場に着くと、木曽馬達が人懐っこく集まって来ました。柵付近に生えている草をあげると美味しそうに食べたので、さて、もう少し草は無いかなと周囲を見渡すと、

あれ❓既に、家人が真剣な顔付きで、柵の外の、土に生えている草を取っては与え、取っては与えと忙しく往復していました。



そこまでは、まぁ普通の光景かも知れませんが、

僕の口から思わず出た言葉に自分自身がびっくり😊


「いつでも真剣に、取り組むんだね」


「真剣に」の後から急にそこに見えた情景〜〜僕が野戦病院で大怪我している兵隊に対応している傍らで、塗り薬を調合しては兵隊さんの患部に塗っている女性。顔形や服装は全く違うのに、家人の前世❓の一場面 が見えた瞬間でした。〜〜


僕は、今、医者ではないし、その見たことの無いヨーロッパの野戦病院で働いた経験もないので、僕自身の前世?の一場面でもあったわけですが、


木曽馬に草をあげながら、「ちょっとしかなくてごめんね。美味しく食べてね」って涙目になりながら優しく話しかけている家人と、

「薬に限りがあってごめんなさい。治癒しますように」と1人ずつ送り出し、次の患者を迎えてスタンバイする家人の前世?の看護婦さんか薬剤師さん?が重なって見えた瞬間でした。


家人の居る牧場の風景の手前に、透明なスクリーンがあって、野戦病院の彼女の立ち働く姿が映されている、そんな一瞬でした。


直後、

「その時に、出来る事をしてあげたいの。そうでしょう❓」と真っ直ぐな視線で此方を見た家人に頷くのが精一杯でした。


その後、何回か、その野戦病院の情景が現れる事があり、

2017年の小学校同窓会の準備で池袋のカフェの窓辺のカウンターに座り、夢中で作業している時には、バチバチって目の前が暗くなって、あれ、停電か❓他のお客さんはどうしているかな❓ってカウンター席から後ろを振り返ったら、

さっきまで見えていた店内とお客さんの様子が少し向こうの曇りガラス越しに遮られたように映り、


その手前に野戦病院の様子がとてもリアルな動画で見え、正に今、自分が居るかの様、世界が重なって見えました。


患者は戦争で負傷した若者から40代と思われる年齢層もまちまちの男性ばかり、何百人居るのか数えられないほどの人数が僕?が居る部屋と廊下に溢れていて、

中にはソバカス顔の少年も居ました。


家人の前世?の女性が、「塗り薬が底を付き、配給を待てないから材料を探しに行かないと」と呟き、僕?は頷きながら、代わりの看護婦さんに指示を出そうとすると、

廊下の順番待ちの采配をしていた背の高い婦長さんが、素早く部屋の看護婦さんに的確な指示を出してくれて新しいフォーメーションで仕事を続けられましたが、

その背の高い婦長さんも、顔形が全く違うのに、一緒に同窓会の幹事を米国在住で手伝ってくれている同級生のコモさんだと分かりました。


コモさんも、何処かでお会いしていたんだなと今の僕が分かった瞬間、停電なんか無かった店内の様子に戻り、僕はカウンターに後ろ向きに座って涙が止まらなくなっていました。


まぁ、そんな事が何回かありまして、ここ最近、昨年末12月からも業務過多で超多忙と過去最大のストレスを抱え、狂ったような残業と、休日出勤している合間に数度、その野戦病院で夥しい患者姿にうんざりしているかに見える西洋人が目蓋に映るので、


もしや、毎度、業務が大変になってしまうのは前世の名残りかもしれないと思うに至り、


今夜の、"時間旅行スペシャル第一回" では、僕の前世かもしれない、その軍医に意識を傾けて、ヒアリングしてみたらどんな事が分かるか、業務過多が好きなのかもしれないし、好きじゃないけれど、どうしてもそうなってしまうと言うかも知れないし、意外な言葉が返ってくるかもしれないし、やってみようということに。


◆◆


◆◆


ちひろさんのリードで、瞑想状態に入り、意識を傾けると、直ぐに野戦病院の軍医の隣りに行けました。


隣りに立っていると言うより、斜め上から顔だけをその世界に突っ込んで宙に浮いているみたいな感じになりましたので、斜め上から全体が見えました。


毎回と同じ様に、看護婦さん達が忙しく立ち働いている中心に、どかっと丸椅子に座った軍医は、白人にしては地黒で、眉が太く濃く、眼光が鋭く、鼻は大きく、顎髭が揉み上げまで繋がりゴワゴワして、意志の強さが外見からも分かりました。


僕は日本語しか話せないので、普通に日本語で聞いてみました。


彼は応急の手は休めず、言葉だけ此方に投げてくれました。


質問1.

夥しい患者に対してうんざりしているの?


回答1.

患者は益々増えており、多少治ると再び戦地に行き、戻らない者、また此処に戻る者、新たに来る者、戦況は怪我の重症加減で分かる。いつまで続くのか戦争の長期化にうんざりしている。

患者数にではなく終わらない戦争にうんざりしている。


質問2.

患者を早く治したいと思うか?


回答2.

破傷風を防ぐことしかできない。薬も少なく出来ることは僅か。自己治癒に期待することしかできない。


質問3.

医者が足らないと思うか?


回答3.

戦況は悪く精一杯の人数だから、仕方が無い。できることを淡々と進める。


質問4.

俺は貴方の生まれ変わりなんだけれど、夥しい仕事量で耐えられるギリギリの生活で、貴方の仕事量が俺に影響している気がして此処に来てみたんだけれど、と伝えた瞬間、


軍医は患者から目を上げて、僕の顔を真正面から捉え、想像していなかった表情でニカッと笑いました。

言葉は発しませんでしたが、逞しくやりこなせと言われた気がしました。


患者数=業務量の多さにうんざりしているのかと思っていましたが、実際に聞いてみると、全く違っていて、長引く戦争にうんざりしながらも逞しくこなしている事がわかり、力づけられた気がして、瞑想を終えました。


って言うか、始める時には、軍医が本当に前世なのか、僕の作り出した妄想なのかも分からず、始めてみたのですが、質疑応答の中で、想像を超える医療現場のリアリティと、彼の受け答え、そして、最後の、ニカッと笑った時の親しみのこもった視線の強さは、これは、現実だなぁって体験して分かりました。


何百年前か、何十年前か、今の世界の何処かなのか、パラレルワールドか不明ですが😊

実際に居る人に出会えた感覚で、

彼に励まされ、また一歩、前進できる気がしました。


ちひろさんのご提案に感謝しています。