音作りのこと/『職業的天使の祈り』
こんにちは
はじめまして
本日のブログ担当、69期スタッフの近藤侑羽(コンドウユウ)と申します。
本公演『職業的天使の祈り』では、音響トップ、そして音響操作を務めます。
どうぞ最後までお付き合いいただけると幸いです。
ブログのことを考えては何日も前から微妙に心臓をちぢこまらせ…それでも現実逃避を繰り返し放置した結果、中身が空っぽのまま気がつけば締め切りまで数時間…
いいや、空っぽは大嘘ですね。
手はつけられていなかったけど。
適当なことを言うのはそこそこに、真剣に書き進めます。
改めまして、本公演『職業的天使の祈り』では、音響トップ、そして音響操作を務めます。(なんとトップ、操作ともに初就任なのです)
大役への就任に心臓をちぢこまらせながら、どんな音作りをすればよいか日々(そこそこに)考えています。
さて、”音作り”と書きましたが、"音作り"とはなんだ?そもそも、音響とはなんぞや?
ということで、音響スタッフの仕事と"音作り"について書いてみたいと思います。
♩ ♩ プラン組み ♩ ♩
まずどこに音を入れようか。劇世界で鳴っているであろう音をどこまで拾おうか。劇世界ではなっていない音をどう効果的に使おうか。ということから、各素材の音質や細かなニュアンスまでこだわって音を探し、作っていきます。
♩ ♩ 機材の仕込み ♩ ♩
本番が近づくと、会場内に本番用の機材を仕込みます。
スピーカーを吊る場所、また、どの音をどのスピーカーから出すかによっても音の印象が変わります。ぜひこだわりたいところです。
♩ ♩ 場当たり・ゲネ ♩ ♩
本番用の機材を使い、役者の動きや照明、映像などと合わせて調整を行います。
劇団木霊ではこの調整の時間を多くとっているので、タイミングや音量などじっくり詰めていくことができます。
♩ ♩ 本番 ♩ ♩
渾身の音響操作をします。
と、なんだかかなり偉そうなことを書いてしまいましたが、実は私、劇団木霊に入るまでは演劇の「え」の字も知らなかった演劇初心者、ぺーぺーです、、、
音作りにこだわるぞと息巻いてはいるものの、もちろん(もちろん)、思う通りにはいきません。ああしようこうしようとイメージを膨らませても、アトリエで実際に音を鳴らしてみると、なんか思ってたのと違う…
そもそも、その"思っていたの" で本当にいいのか…?
ついつい、頭でぐるぐると考えるばかりになりがちですが、こういうのはやってみないと始まらないのだ、と痛感する今日この頃です。
戒め、戒め。
やってみたら絶対楽しいのは分かってるんです。ブログだって、書いてみたら(ちょっとけっこう)楽しい。
さあさあ、どんな音を作ろうか。
最後に、とっておきの、カックイイかわいいミキサーさんの写真を💓
劇団木霊2022年本公演
『職業的天使の祈り』
作・演出 | 峯川遼子
日時 | 5月26日(木)~29日(日)
5月26日 17:00-
5月27日 17:00-
5月28日 12:00-/17:00-
5月29日 12:00-/17:00-
予約|
(近藤侑羽扱い)
※新型コロナウィルス感染症対策として、ご予約時に緊急連絡先のご入力をお願いします。
※上記の理由からご予約はおひとり様ずつ受け付けています。
料金 |
無料(フリーカンパ制)
公演形態 |
有観客公演@早稲田大学大隈講堂裏劇団木霊アトリエ
記録映像公開 |
5月30日(月)~6月30日(木)
※記録映像の視聴へのご予約は不要です。
※公開される映像は記録用となります。そのため劇場と見え方が大きく異なる場合がございます。
ぜひ有観客公演にご予約ください。
役者 |
大石水月 きよすけ 橘美海 富樫萌々香 春名高歩 幸
スタッフ |
演出補佐 | 鏡原すず 北川はる [劇団森] 髙橋幸寛 藤枝拓磨 ホシダマサオミ
舞台監督 | 立山亜佑
舞台監督補佐 | スミタシオン 藤枝拓磨
舞台美術 | 薄田千夏
舞台美術補佐 | 臣
音響 | 近藤侑羽
音響補佐 | 公©
音響操作 | 近藤侑羽
照明 | 麗乃
照明補佐 | 中村仁 [しらすの夕立ち] 臣
照明吊り込み | こう良 由利綾
照明操作 | 木下みのり
配信 | 峯川遼子
衣装 | 星りこ
衣装補佐 | コウシロウオヤマ [劇団森]
制作 | 樹田ひなた
制作補佐 | 園部綾香 にいづま久実
宣伝美術 | 園部綾香
宣伝美術補佐 | 大石水月 亀川ふみか
Web | 鏡原すず
Web 補佐 | 園部綾香
撮影 | 笠羽流雨 [倒藝家] 髙橋幸寛