努力をして下手になる人はいない
新しいビジネスを始めるとき
新しい部署や役職に就くとき
何らかの方法で“学び”を通じて
新しいことを身に付ける場面がある。
・ 努力すればできる!
・ 努力は裏切らない!
・ やる気になったときがチャンスだ!
確かにそうだし、これは真実だと思うが
努力をするにもコツがある。
努力のコツ
私がこれに気づいたのは40歳になってからだ。
若いころの私は、何かを始めても続かないことが多かった。
・ 何かでショックや刺激を受ける
・ よし!俺もやってやるぞと盛り上がる
・ ●●を身に付けてやる!と決心する
・ 勢いよく努力を始める
・ そして決心したことを忘れて努力をやめる
ということを繰り返していた。
例えばある店長トリマーがいたとする。
彼はまだプレイングマネージャーとしての店長を
やるうえで学習中の発展途上トリマー。
① ベイジング
② カット
③ 接客
④ 店舗運営
⑤ 集客販促
必修項目が多く、指摘された時から数日はやるが続かない。
努力をする意思も成長する意思もあるのだが
単に努力のコツを理解していないから続かないのだ。
努力のコツはいくつかある。
1.最も効果的で効率的な方法を探さない。
効果はそこそこでも1000日続けられるやり方を選ぶ。
2.その1000日続けられる方法をマスターするにも時間がかかると理解する。
少なくとも2週間かかると決める。続けられる量より多すぎたら減らす。
3.そもそも自分が怠け者だと認め自分がサボることも計画に入れる。
実際にサボる日がやってきても、何食わぬ顔で翌日は続ける。
4.毎日の努力や練習を習慣になるまで続ける。
習慣になったら次は努力をしている意識がなくなるまで続ける。
努力をして下手になる人はいない、
でも努力をしないでうまくなる人もいない。
そしてその努力や習慣を初めから上手にできる人もいない。
初日から期待しすぎるな。
だから、迷わず続けよ。
毎日1センチずつでも前に進むのだ。