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wearing PRayers

SA/St in our World“作戦決行”

2022.05.09 05:29

ふとカラオケが苦手なことを考えている。


PCに向かいながら、誰にも依存しない時間を注意深く作っている。ひとりで文章を構築していくと自分が立ち上がっていく気がする。私はね、私がね、私とね。


「君はたしかに俺たちと歌うと綺麗な歌声なのに、ひとりで歌わせると途端に何もできなくなるね」

嬉しいくせに。

声は楽器、主旋律であり、自立した役割。

基本に立ち返った。私はハッとした。


ひとりで文章を構築し、電車や飛行機や車のエンジン音に私の思考が飛び散っていく。まるで飛沫のように、きれいな放物線を描かない。不規則に思考と創造が飛び散っていく。


「組織とかチームとかそういうものが向いてないみたい。個人主義?一匹狼?かっこいい言葉だけど、これは私の果てしない懸案でもある」


彼らは何をどう言おうとチーム力がある。どうわがままを言っても彼らは協調技術がある。何を拾って何を捨てるかを自分の軸で無意識に考えることができるのだ。

私はできない。カラオケが苦手だ。主旋律になって自分を確立しながら互いの音を聞き合いハーモニーを合成していくことができない。


だから歌を歌うときは彼らの影になって、彼らと共に歌うしかうまく歌えなかった。

よくわかった。嬉しくなった。わかると嬉しい。混沌を整理整頓して自分なりの秩序を形成していくことが楽しい。


彼らがいなければ混沌が与えられない。

彼らを俯瞰して見つめる。一歩引いて彼らとは別の視点で別の側面に私の文章の混沌が隠れている。


混沌とは文章の源だ。彼らが理路整然と秩序を作った作品から私は新たな混沌を見つけ出す。


私はひとりで立ち、彼らと共に立つ。

これが私たちのStand Alone,Stand Together



Our Worldには

ガブリエル、ミカエル、ラファエル、創造主、インマヌエル、そして処女マリヤがいる。


女子高生の妊娠はミカエルの恋敵、初老の下級小悪魔(インプ)の代替品だったことを世間に知らしめよう。そろそろ刻がきているのだから。

女子高生とミカエルには接点がない。なぜならあの時から処女マリヤとミカエルは恋人だったからだ。そして代替品に仕立て上げられたことを世の中に公開し白日のもとに晒すためにインマヌエルがマリヤに受胎した。

3年の月日は潜伏期間。私たちはレジスタンスのごとく暗躍した。


処女マリヤと交わるミカエルを利用した。

ちょうどよかったのだ、下級小悪魔には妻も子供もいたのだから、女子高生を妊娠させたなんて醜聞以上に信用を失墜させることは想像に容易い。

ミカエルは美しい翼に大きな傷をつけられた。癒えぬ傷を憐れんだ処女マリヤ。

同じように、ラファエルもガブリエルも。

ひとつの旗印となるためにインマヌエルもその攻撃を模倣した。

創造主が誰であるか?下級小悪魔の組織の奴隷に甘んじた彼である。


処女マリヤはこうしてOur Worldの聖母という冠を最初の勲章とした。


私たちの世界は転覆する。本来の姿を見せつけるために一様に転覆を見せつける。ただし、転覆は反転であり正しい世界を取り戻す。

この10年こそがパラレルワールドであった。

真実は恐ろしい。しかし転覆させ反転させなければ世界は逆回転を繰り返しすべての命が失われる。

私たちは立ち上がった。

5人のOur Worldは今地球を覆い尽くすまでになった。


処女マリヤが崇めまつられる真実はここにある。

彼女は決してただの恋愛対象ではない。陳腐な言葉を借りて語るのならば、あの銀河の行軍の女の総大将だったのである。


世間は転覆逃げ惑うだろう。しかし恐れてはならない。真実が白日になったとき、地は大洪水の如く洗い清められる。どのくらいの期間になるかはわからないものの、3日目に死人のうちより蘇った救い主がマリアに受胎し、すでに生まれ復活しているのだから。


世界の戦争が終結する。大惨事を明るみにして。この日本を爆心地であることは誰も知らなくていい。それほどまでに世界は日本を愛しているのだから。