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5人家族でレジストロアウルを3年使ってみてのインプレ①

2022.05.16 08:45

いつの間にか記事が100本を超えていて焦りました笑


レジストロアウル君がやってきて3年と少し…雨漏りなどのトラブルもありましたが、我が家の頼れる相棒であることに変わりはありません。4年目もよろしくね。

今回は4年目ということで、車内の居住性についてご紹介したいと思います。


さて、我が家が使用しているレジストロアウルはいわゆるライトキャブコンというカテゴリーの車で、キャブコンの大きさでのクラス分けでは


軽キャブコン→ライトキャブコン→キャブコン の順に車体および車内空間が大きくなります。


5人家族の我が家では、本来快適性を重視してキャブコンを選択したかったのですが、予算などの問題もあり、ライトキャブコンのレジストロアウルを選択しました。


キャピングカーは車でもあり、家でもあるので、車中泊時の快適性は基本的に車内空間の大きさに比例します。

住宅とそのあたりは似ていますね。その反面、車両が大きくなれば運転は難しくなりますから、どこかで折り合いをつける必要がでます。もちろん我が家のように予算の都合もあるでしょう。

車内の広さについて

家族構成小学校5年生、3年生幼稚園年長児の3姉妹5人家族の場合…

我が家のレジストロアウルの場合、車内空間は図の通りです。

車内長はバンクベッドを含めずに2.6mです。

寝る時はバンクベッドを入れて畳3枚強の広さです…

実際くつろぐ時にはバンクベッドを使いませんから、畳2枚強の広さですね。もちろん家具などがありますので、直線的な広さではないのですが、5人家族でもまあ、無理をしなければ不満の少ない広さです。

バンコンと比べて高さ方向の余裕があるので、閉塞感は幾ばくかマシには感じます。


車内でどのように過ごすかで、この車の評価は変わるように思います。私が思うに、5人で利用する場合は車内での調理は余り考慮されていないようで、少し動線が窮屈になります。


着替えはカーテンを閉めれば車内で娘3人が同時に着替えても支障のない広さです。


子供さんが小学生以下であれば特に不満のない大きさだと思いますが、中学生以上のお子さんが2人以上になると狭さを感じ始める可能性があるので、買い替えもしくはキャブコンを新車購入を検討するならその辺りが一つの目安になるような気がします。


私は、たまにキャンピングカーの中古車を探すことがあるのですが、高年式低走行のキャンピングカーがバンコン、ライトキャブコン、キャブコン問わず一定数出回っています。

購入する側からすれば、ほとんど待たずに新しいクルマが手に入るのでラッキー‼︎と考える所なのですが、ごく短期間でそのクルマを手放した人がいるということです。


ネットではキャンピングカーを買い替えたり手放したりの記事がたくさん出てきます。

理由は様々ですが、やはり使ってみてこんなはずではなかった…というものが多いように感じます。


私のように購入したい気持ちで舞い上がってしまって気づかない事ですが、使ってみないとわからないところが、キャンピングカーの難しさですので、しつこいようですがキャンピングカー購入を考えたら、レンタカーを借りてみるというのが重要だと思います。


我が家が、キャンピングカーに対して高望みしないというのが理由かもしれませんが、今のところ大きな不満はありません


シャーシ性能に余裕の少ないライトキャブコンはキャビンを出来るだけ軽量に作る必要があるため、どうしても車内空間を大きく取ることが難しくなります。

そんな制約がある中で、最大限の室内の広さを実現するためのリアエントランスレイアウトなんですね。

オーバーヘッド収納を最小限にしてあるため、頭上空間が広く、天井に頭をぶつけにくいのも有り難い点です。


横向きシートについて

横向きシートは最初戸惑いましたが、今ではすっかり慣れました。この車は前向きシートも選べますが、その辺はお好みでいいと思います。


前向きシートと比べての横向きシートのメリットは

①ベッド展開が簡単

②通路が広くなるので空間を広く使える(マルチルームから出口までルートが一直線になる)

③シート下荷物スペースが広い

④6人乗車定員になる。(前向きシートは5人乗車定員です。)就寝定員はどちらも5人ですが、横向きシートは子供連れなら6人でも寝れます。

⑤標準装備なので安い(前向きシートは約20万円のオプションです。)

⑥向かい合わせで座れるので、わいわいしながら移動でき、車内で寛ぐときもゆったりできる。


デメリットは

①慣れるまで酔いやすい

②チャイルドシートは2点式対応のものを選ぶ必要がある

③標準のテーブルが小さい(今はホームセンターの折りたたみテーブルを使っています。)



チャイルドシートは2点式対応のものを装着すると↓のようになります。ベルトを調節すればしっかり装着できますので、安心です。

オーバーヘッド収納がないため、収納力では他の車種には劣りますが、ライトキャブコンに荷物を満載していくのはおすすめしませんので、これでいいと思います。

そういったところでの割り切りも必要でしょう。


このクルマを購入した事で、以前までの持っていける道具はとにかく持っていくキャンプから必要のないものは出来るだけ持っていかない自称(引き算キャンプ)へと変わりました。


持っていくものが少なくなったので、とにかく準備が楽になった(ひどい時は寝具とサニタリー用品と着替えしか持っていきません)ので、大助かりです。笑


シンプルだから使いやすく、入門用車種としては申し分ない性能を持っているクルマと言えると思います。

しかし、シンプルすぎるが故に豪華さといったものはありませんので、カムロードベースやバスコンと比べると、装備面で劣るのは仕方ない部分です。


キャンピングカーに何を求めるのか、しっかり考えて試してみて納得のいく選択ができれば、いい買い物をしたと思ってもらえると思いますので、焦らずに検討する事も大切かもしれませんね。