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自律神経について

2023.06.02 05:30


自律神経ってみなさんご存知ですよね?

では、自律神経がどこにあるのかは分かりますか?


カウセリング中に質問しても、今まで100%の方がご存知ありませんでした



最近

コロナが落ち着き

自律神経失調症、不眠症 不安症 etc. 、心的要因の病気がますます増えている印象があります




ということで

今日は、少しだけ自律神経について書いてみますね



自律神経は、内臓の働きや代謝、体温などの機能をコントロールするため、その名前の通りにじぶんの意思とは関係なく24時間働き続けてくれています


自律神経には、交感神経と副交感神経があります


交感神経(オレンジ色)・副交感神経(緑色)


◎ それぞれのおもな働きは

もう少し細かく説明すると

例えば

◯ 交感神経が優位で緊張したり興奮すると、鼓動が早くなり血管も収縮します

血管が収縮することで、血圧も上がります

◯ 副交感神経が優位でリラックスしていると心臓はゆっくり動き血管も広がります

血管が広がることで、血圧も下がります


間違いやすいのは

◯ 交感神経が優位の状態だと、気管は弛緩し、腸管も抑制されます

腸管の抑制が過度になると便秘という症状になります

逆に、副交感神経が優位になると気管は収縮します

 過度の優位状態は、喘息という症状になり

腸管は制御ができず、下痢という症状になります


つまり、交感神経ばかりが敵のように言われがちですが、副交感神経系が優位になりすぎても

いろいろな症状は起こります


さて、ここで

わたしがいちばんお伝えしたいことは

どちらもが、身体(脊椎)と関係している

ということです


自律神経失調症や不眠症を、身体とは切り離して、こころの病気と考えてしまいがちですが

自律神経系は、イラストをご覧いただいて分かるように、どちらもが脊柱と関連していて


交感神経は、脊髄のすぐ外の左右両側に位置していて

副交感神経は、脳幹と仙髄(仙骨内)にあります


背中は硬くないですか?(反りに不自由はないですか?)

首は自由に動かすことができますか?

お腹(みぞおち・丹田)は硬くないですか?

骨盤は固まっていませんか?


からだが緩んで、それぞれの骨が自由に動かせる状態に近づけること

それが、未病(予防)でいられる

楽でいられる

近道なのでは?


わたしはそう考えています


注: 自律神経系に関して、交感神経と副交感神経のふたつで考えるのが、一般的ですが 

わたし個人的には、ステファン・ポージェス博士のポリヴェーガル理論に準じた考え方でイメージしています 


参考までに