HONDA ホンダRC148 1966
HONDA ホンダRC148 (1966y)
1965年のタイトルをスズキRT64A に奪われたホンダワークスが、起死回生のモデルを生み出してきた。前傾並列5 気筒、1 ピストンあたり約25ccと言う驚異的なシリンダーレイアウトを持っている。30hpを18,OOOrpm で発生させて、220km/h 以上の最高速度をマークするパワーモンスターである。ボア・ストロークは34mm×27.4mm。バルブ径は吸気13.5mm×2 、排気11.5mm×2 の4 バルブが与えられている。4RC146を上回る出力のRC147(4 気筒) もRC146 の後継モデルとして開発されたが、2RC や4RC の実戦参加により、日の目を見るに至ってはいない。RC148 は、その奇才稀なる多気筒化によりそのポテンシャルを得た。が、時流は2 サイクルへと傾斜し始めていた。スズキのみならず、ヤマハが水冷ロータリーバルブの2 気筒レーサーRA97を投入。その年に4 つの選手権レースに優勝する。RCに新たな強敵の出現とも思われたが、125cc最速のモデルRC148 を前にしては、色褪せたものの様にも映った。
SPECIFICATION
RC148
エンジン:前傾並列5気筒
排気量:125cc
ボア&ストローク:34×27.4mm
圧縮比:…
バルブ方式:4バルブ 吸気13.5mm✖2・排気11.5mm✖2
機関駆動方式:ギア駆動OHツインカム
点火方式:マグネットー点火
気化器:…
最高出力:…
最高回転数:…
潤滑方式:…
クラッチ:…
変速機:…
タイヤサイズ:F/2.75-18 R/3.25-18
ブレーキ:F/W2リーディング
R/2リーディング式
懸架装置:F/テレスコピック R/スイングアーム
車両重量:109.5kg
最高速度:…