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身体って本当に素直

2022.05.10 06:26

自分の事って気づかないものですね。

お客様から言われたセリフ。思わず私も共感してしまった。まぁ人間なんてそんなもんなのかもしれない。私も自分の事には気づかないから、目的を持って進んでいるときは、共に並走してヒントをもらえるコーチをつけている。


本日もリウマチの方とセッション。左足首に痛みが続き、左足の付け根に腫れが気になるとのことで、ご相談。前回の時に決めたことを行動に移されて、その後、病院の結果で血液検査に変化はなかったものの、前回受けていただいたときは、リウマチの症状が強くて、そこら中に痛みが出ていたのが、今回はずいぶんとなくなり、限られた部分だけが痛むとのことだった。


リウマチをスタートさせた年代に起こっていたことを伺い、現在との共通する点を見つけ出す。長年治癒できず、患っている人の場合、身体の反応として起こることは、心が何かを思っているときに、当時使った身体の反応である一連の流れをプログラミング化してしまったというのを見立ての一つとしている。


どんな構造がその方の中に潜み、それに対してどのようにかかわってきて、現在につながる共通点をつぶさにうかがうことにしている。


心で思っていることを身体が反映していてココロでひそかに思っている目的を身体が達成させている。発生当時に起きていたことは、「これ嫌だ」ということを表現したものの、当時は聞き入れてもらえなくて、為すすべがなく、それを言い続けることをやめて諦めてしまったお客様。そして、“いやだいやだ”と思っていると、それをしなくていいように入院をして、ちゃっかり嫌なことを避けた。


現在に共通するイヤイヤ感覚の出来事を伺い、自分が嫌と思っていたものをどう行動したらやっても良いに変えられるかを見つけ出し、さらにストレス反応を引き起こすものの存在を探し、対応策を練り、海馬の調整を行う。


今の痛みを和らげる必要があるので、パブロフの犬の条件反応を消した実験を応用して、ワークセッション。2~3回すると、左足首のゴリゴリした感覚が薄れていっていい感じとのこと。そして、腫れている左足の付け根も小指の方だけに移っていった。本人の中に変化に必要な資質はすでに揃っている。私にできることはそれらを活用して臨む方向に組み立てていけるようにすること。


そして、記憶の書き換えを行った。もう聞きたくもない嫌な声というのは本人にとっては、方向がだいたい決まっているもので(たいてい同じ方向から聞こえてくる)、その声の方向を処置して、感情の変化を感じてもらう。最終的には別のものを重ねて処置したら、パワフルなものに変化して戻ってきた。そして、張り付いている記憶を処置し、自己治癒力へと変えていく。すべては何かしらの目的があって、それがメタファーとなり、その人へと戻ってくるこの一連の流れは、やはりお手伝いをしながら感動してしまう。


人の心に潜む構造は、とてもユニークだ。どのような事象と、その解釈と、本人が心の底で本当に望んでいることを結び付けてプログラミングされている。それが現実を引き起こす。紐解いていくと、とてもシンプルに紐づいていることが分かる。


“本当はどうしたいのか?を隠すと、病気になる”というのは大げさすぎるけれど、身体に出てくる症状は、自分の本心と、人や物事との関わりに関してのあきらめが大きく影響しているなぁと感じた。


自分にとって心地よいようにしてくために、どのように自分自身が関われるのか?


私の仕事であるサポートはジャンルを超えて関われるから好きだ。


自分らしく生きるということは、自分の軸を明確にして、目の前に起こる事象に対して明確な自分の判断を持つことに他ならない。そのためには、閉じ込めてしまった自分自身の本当の叫びなるものが何のためにそこに存在していたのかを見つけ、新たな解釈を加え、新しい行動をしていくことが、判断基準となる軸を強く太くしていくことになる。自分らしく生きること誰もが望むことだろうけれど、言葉が独り歩きしているように感じることもよくある。本当の意味で、自分らしさを突き詰めていくには一度、人生の棚卸をした方がいい。私も大きな出来事が起こると人生の棚卸を実行している。これをするとなんていうのか、深みが出てくる。なぜなら、これまでの人生が何のためにあったのかが鮮やかに見えてくるから。