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毎日ソフトバンクホークス~北のホークスファン~

ソフトバンク先発のスターロードは、育成⇒中継ぎ⇒先発?

2017.12.23 03:00

先発

中継ぎ

抑え

投手の適性で決めるのが勿論だが

チーム事情で配置されるケースも多い。

数年前のソフトバンクなら

ルーキーイヤーに武田が先発に割り込むなどチャンスもあったが

いまは先発が豊富。

来季のソフトバンク若手陣は

中継ぎで実績を出したものが先発のチャンスを掴む。

そのような発言を先日工藤監督がしていた。


中継ぎから先発へ。

今年の成功例は、石川柊太。

2013年育成ドラフト1位でソフトバンクホークスに入団した石川は、

2016年7月に支配下登録。

今季4月4日に中継ぎデビューを果たすと、

5月16日には初ホールド。

5月31日には初先発初勝利を飾った。

先発で6勝したものの夏以降はチーム事情もあり中継ぎへ。

シーズン後半だけで2勝を挙げただけでなく、

クライマックスシリーズ、日本シリーズと合わせて3勝を挙げた。

通算成績は34試合8勝3敗1ホールド

契約更改では昨年の500万から6倍の3000万円で契約。

一軍の戦力として、十分すぎる活躍を見せた。


育成⇒中継ぎ⇒先発

といえば2010年育成ドラフト4位の千賀滉大。

2012年支配下登録され、一軍デビュー。

2013年には中継ぎで51試合に登板。

17ホールドを挙げオールスターにも選出された。

その後ケガに悩まされたが、2015年。先発で一軍復帰。

2016年は25試合登板全てが先発で12勝。

今年はWBCで活躍し、シーズンも13勝。

2011年270万円で入団した年俸もグイグイ上昇し、

1億2500万円で契約。

ルーキーイヤーの年俸より46.29倍の大幅アップを勝ち取った。



2010年育成の千賀

2013年育成の石川

3年ごとに育成選手が、中継ぎから先発として活躍している中

次に期待したいのは2016年育成2位の長谷川宙輝。

今季は三軍で17試合3勝4敗1セーブ。

二軍では3試合3イニング投げて自責点ゼロ。

同僚や指導者、OBらの好評価発言がたびたびメディアに掲載されているが

特に注目を浴びたのはクライマックスシリーズ前の一軍選手の調整のために行われた紅白戦。

ここで2イニングを投げて1失点。

江川にホームランを打たれたものの存在感をアピールした。

いま一軍の左腕先発は和田のみ。

中継ぎにしたって左投手は何人も欲しいところ。

まずは支配下登録を勝ち取って、

千賀、石川に続く

育成⇒中継ぎ⇒先発の道を掴んで欲しい。