OEFの「この5つだ!」(DJ寝床)
Obscene Extreme Fest(OEF)は、チェコで開催される野外フェスティバルです。
その歴史は古く、2018年に20周年を迎えます。
特徴は出演者のラインナップ。
「実に不愉快で極端」という名前の通り、世界中から強烈なバンドが集まり、
思い思いの仮装でキメた客がいろんなものを空中に投げて迎えるゴキゲンなフェスです。
元気が出ないときには、OEFの公式動画を見るようにしています。
極端な人たちが暴れる映像を観ると、脳が裏返り、明日からも頑張ろうと思えるのです。
以下、特によく聴く(効く)ライブ映像を紹介します。
Gutalax
揃いのトイレ清掃員ルックで身を包んだ、大便を愛するチェコグラインド界の人気者。
トイレットペーパーを投げる客、水を撒くスタッフ、みんな笑顔。これこそ幸せですね。
キャッチーなリフと軽快なドラム、人知を超越した蛙声ボーカルが実にキュートです。
Last days of humanity
大麻が合法の国、オランダ産のグラインドコア。残念ながら解散しています。
エフェクターを駆使して作り出された、詰まった排水溝の如きゴボゴボ音ボーカルが強烈。
繁華街にいたら即通報モノのボーカルの挙動と、女性ベーシストの佇まいがクールです。
Wormrot
目の醒めるような殺気を爆速で叩きつけてくるシンガポールの3ピース。
ベースレス編成ながら凄まじいドラムと切れ味鋭い曲展開には圧倒されます。
音源を買ったのですが、映像のほうが明らかに速い!気合を入れたいとき観る映像です。
Haemohrrage
https://www.youtube.com/watch?v=x8aoABSXsSY
スペインはマドリード出身の、医療系ゴアグラインドの代表格。
メンバーは手術着、紅一点ギターは血塗れナース、ボーカルはシンプルに血塗れです。
怒涛のブラストビートと、マスク越しの入りにくそうなコーラスに注目です。
MINCING FURY AND GUTTURAL CLAMOUR OF QUEER DECAY
https://www.youtube.com/watch?v=CJMFy3w_TVU
長すぎるバンド名とツインボーカルが特徴のチェコ産バンド。
緩急の効いた曲調、演奏も顔芸も日本語も上手いメンバー、舞台に上がる夥しい客。
途中からどこまでがメンバーが分からなくなるくらい盛り上げていて、勉強になります。
いかがでしたか?脳ミソ裏返せましたか?
OEF公式チャンネルには、他にも多数の常軌を逸したライブ映像がアップされています。
皆さんもぜひお気に入りのバンドを探してみてくださいね。