英国：ソーシャル・ディスタンスの見直し

著：大澤史來

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ソーシャル・ディスタンスの見直し

ボリス・ジョンソン首相は、新型コロナウィルスに感染している人は1,000人に1人、1,600人に1人の割合より低い可能性もあり、そして統計上、感染者数も減少傾向であるため、２メートル間隔のソーシャルディスタンスの緩和を検討し始めている。首相はまた、月曜日から数千店舗が再開することに関し、楽観的な見解を示している。

NHSの調べでは、現時点でイギリスの病院で死亡が確認された合計数27,954名、本日新型コロナウイルス感染者の死者数は27名である。

一方、新型コロナウィルスは収束したとされた中国であるが、今月14日、このウィルスの感染者が新たに8名確認された。3日間で43名が北京の主要卸売市場から感染、感染者数は増え続けている状態であり、現在市場は封鎖され、北京の一部もロックダウン状態になっている。現時点では感染者数は57名になっている。(worldometers.infoより)

また、症状に関しても最初に報告されていたようにインフルエンザのような症状、呼吸困難になる症状に加え、ロンドン市内では体に発疹ができたり、体の一部、又は全身が腫れたり、麻痺するなどの症状を訴える感染者もいる。一度完治したかに見えても長期に渡り倦怠感が続いたり、症状が振り返すケースも確認されている。