【北豊島】高田若葉町
2017.12.23 11:28
町名：高田若葉町
読み方：たかだわかばちょう Takada-Wakabachō
区分：町丁→大字
起立：1869(明治2)年6月
廃止：1932(昭和7)年9月30日
冠称：「高田」
現町名：豊島区雑司が谷二・三丁目、高田一・二丁目
概要：江戸期は蓮華寺領及び宗参寺領高田四ツ家町。1869(明治2)年6月、起立。東京府豊島郡所属。
1872(明治5)年の戸数27・人口102、畑が1町2反であった(府志料)。Wikipediaの高田町のページには「戸田領に属した地域のうち、高田千登世町は高田上四ツ家町、高田若葉町は高田四ツ家町といい、明治維新後に改称された」とある(「や」の字が「谷」になっていたので「家」と修正)。
1878(明治11)年11月2日、東京府北豊島郡高田若葉町となる。1889(明治22)年5月1日、市制町村制により、若葉町は東京府北豊島郡高田村、高田千登世町、雑司ヶ谷村、雑司ヶ谷旭出町と小石川区高田豊川町、雑司ヶ谷町、さらに巣鴨村、小石川村、落合村の一部とともに東京府北豊島郡高田村に編入となり、高田村大字高田若葉となる。1920(大正9)年4月3日、高田村が町制施行して高田町となり、東京府北豊島郡高田町大字高田若葉となる。
1932(昭和7)年10月1日、東京府東京市豊島区発足。高田本町一・二丁目に編入となり消滅。
※『角川日本地名大辞典』には、「明治22年高田町の大字高田若葉となる」とあるが間違い。
撮影場所：高田若葉町