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映画から学ぶ伝え方~構造とシナリオと演出

2017.12.24 01:57

今日も映画の話を。今週で仕事納めになり正月休みの方が多いのでは?

休みに映画でも観ながらちょっと視点を変えるとビジネスのヒントになります。

ソーシャルメディアサラリーマンのイッシーです。


時々観る映画にオープニングで何の事なのか分からないシーンが流れます。その後に「ああ~、さっきの場面はこの事か」とつながる。いわゆる「前ふり」です。

昨年観た映画「ドントプリーズ」でもありました。

ある男が人を引きずって歩いているシーン。

何も説明もなく、ただ映像だけで冒頭シーンが流れ、終盤でそのシーンが結びつく。

その手法は「フラッシュフォワード」というらしい。

「フラッシュバック」の反対。″未来視体験″という意味です。

【ストーリー】

強盗を企てた若者3人が、裕福な盲目の老人の家に押し入ったことから、思いがけない恐怖に陥る様を描く。親元を離れ、街から逃げ出すための資金が必要なロッキーは、恋人のマニーと友人のアレックスとともに、地下に大金を隠し持っていると噂される盲目の老人の家に強盗に入る。しかし、その老人は目が見えないかわりに、どんな音も聴き逃さない超人的な聴覚をもち、さらには想像を絶する異常な本性を隠し持つ人物だった。暗闇に包まれた家の中で追い詰められたロッキーたちは、地下室にたどり着くが、そこで恐るべき光景を目の当たりにする。(映画.comより抜粋)




映画でも小説でも芝居でも同じですが、物語の構造やシナリオ、そして描写などを気にしているととても勉強になります。

物語の構造は全てシェイクスピアが原型になっていると師匠の藤村先生から学びました。藤村先生は大学時代に演劇をしていたのでとても詳しいです。その演劇の要素をビジネスにも取り入れている。

講演で人に伝える時も、ブログで文章にする時も構造が大切です。僕のレベルはまだまだですが、それを学んでからは意識して行動するようにしてます。そして映画を観る時もそういう視点で観るようになった。


話す(伝える)内容は同じでも順番がちょっと違いだけで伝わり方が違ってくる。

さきほどのドントプリーズのようにあるパーツを前ふりとして使うだけでも違いますよね。

ミステリーやサスペンスの物語は伏線のシーンはとっても重要。だからシナリオはもちろん、話の構造も大切です。


有名な映画ではM・ナイト・シャマラン監督に「シックス・センス」のオチは素晴らしい。

デヴィッド・フィンチャー監督の「ゴーン・ガール」も怖かった。

ちょっと目にたまたま気になったAmazonプライムで観た「エスター」もオチがあって面白かった。

(ホラー映画なので苦手な方はおススメしません)


ちょっと今回は怖い映画ばかりですが、楽しい物語も感動する物語も同じです。

マーベル映画のヒーロ物で『ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー』があります。

この映画の僕のツボは主人公が大事に持つSONYのカセット・ウォークマンだ。

そしてヘッドフォンから流れる70-80年代の音楽がイカスのである。

何故SFヒーロー映画にウォークマンで音楽なのか?そこが面白い所ですが、この映画に音楽がなければ面白さは半減するでしょうね。

そしてイギリスの名バンド10ccの「“I'm Not in Love”」がなんともシュールなのである。


どうやったら楽しんでもらえるのか?

どうやったら感動してもらえるのか?

映画の中からでも学べるのだ。


そんな視点でお正月を映画で楽しんでみては?


とっても参考になるので師匠のブログも是非


その師匠のセミナーが新春1月26日で行います。今回だけ演劇もあるので楽しみです。